映画『オスカー・ピーターソン』(監督:バリー・アヴリッチ 配給:ディスクユニオン 2020年 81分)
Movie “Oscar Peterson: Black + White” Screening
今年、生誕100周年を迎える鍵盤の皇帝、オスカー・ピーターソン!その音楽と人生を綴った伝記映画、特別上映。
ジャズ史上最も偉大で人気のピアニストのひとり、オスカー・ピーターソン。陽気なキャラクター、聴く者をハッピーにするリズムとハーモニー、そして誰もが憧れる明快で魅力的な音質と超絶技巧――かのルイ・アームストロングは彼のことを「4本の手を持つ男」と呼んだという。日本でも『プリーズ・リクエスト』をはじめとする名盤の数々で知られ、来日公演も果たし、ジャズファンもアーティストも誰もがその影響と愛を口にする。
しかし、その順風満帆に映る音楽人生と、明るく魅力的なピアノスタイルの裏には、黒人であるゆえの長きにわたる差別との戦いがあった。1962年にオスカーが作曲した「自由への賛歌」は1960年代公民権運動の賛歌になり、その音楽的、社会的影響は分断の続くアメリカで今もなお響き渡っている。
1993年68歳には脳梗塞を発症。ピアニストとしては終わりかと思われたが、懸命のリハビリで奇跡の復活を遂げ、2004年には来日を果たすほどに回復した。
本作では、差別との闘い、病気と復活までの困難な道のり、家族愛について、多数の本人インタビューを収録。そして、そんなオスカー・ピーターソンが多くの人々にリスペクトされ続けるその理由を、実際にジャンルと世代を超えて彼の音楽に影響を受けてきたスター・ミュージシャンたち――ビリー・ジョエル、クインシー・ジョーンズ、ラムゼイ・ルイス、ハービー・ハンコック、ブランフォード・マルサリス、ジョン・バティステら が語り尽す。さらに妻・娘ら家族による、その旅立ちまで晩年の貴重な証言も収録され、彼の知られざる強さ、魅力に迫ります。
<オスカー・ピーターソンについて>
1925年8月15日 – 2007年12月23日(82歳没)。カナダ、ケベック州モントリオール出身のジャズピアニスト、作曲家。モントリオール黒人コミュニティーで幼少の頃よりクラシック音楽を学び育つ。アメリカ人ではない出自にもかかわらず、ジャズの歴史に刻まれる代表的なミュージシャンに挙げられる。故郷カナダでは英雄であり、新1ドルコインの肖像にもなる。本年、生誕100年を迎える。
(配給元提供宣伝資料より)
軽食、ビール、ワインなどご用意。上映中にもご飲食をお楽しみ戴けます。
開場12:00/ 上映13:00
Open 12:00pm / Screening 1:00pm
予約/当日:¥1,800(共に1D別途)
小学生~高校生(18歳まで)¥1,200(1D別途)
限定60名様まで。椅子席は約50名まで。あとはバーカウンター前のスタンディングとなります。お早めにご入場ください。
当日は特別フード&ドリンクをご用意します。
Payment for admission is by cash only.
Reservation:
Phone : 03-5456-8880 (14:30-22:00)
Mail : http://haremame.com/reserve/
A menu of snacks and beverages is available.
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【作品概要】
オスカー・ピーターソン(原題:Oscar Peterson: Black + White)
監督:バリー・アヴリッチ
出演:ビリー・ジョエル、クインシー・ジョーンズ、ラムゼイ・ルイス、ハービー・ハンコック、ブランフォード・マルサリス、ジョン・バティステ、ケリー・ピーターソン(妻) 他
字幕:山口三平
2020年/カナダ制作/81分
公式ホームページ →https://www.oscarpetersonmovie.com/