「前略
ご無沙汰しております。
チオ・アリンです。
北半球の夕暮れどきは日々遅くなり、春の訪れが感じられる今日この頃ですが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか?
2009年11月、バルセロナで暮らし始めてから、早6年が過ぎました。わたしの周りでは色々な変化がありましたが、変わらずピアノを弾き、作曲をしております。バルセロナ市内から電車で20分位のマスノウという港町で、芸術家の仲間と一緒に暮らしています。築120年の石造りの家で、夏は涼しく冬は本当に寒くなるのですが、壁が分厚いこともあって、音出しだけはピアノでもトロンボーンでも好きなだけできます。ちなみに、居間には大きな薪ストーブがありますので、冬は起きたら火を焚くという生活です。
東京でのライブは、実に1年半ぶりになります。この間に作った曲も何曲かありまして、今回皆さまに聴いていただけましたら幸いです。
今回は「ハレマメ」のスタッフの方と相談して、カタルーニャ産の赤ワインを持ち帰りました。おいしいスペイン風タパスなどもご用意してあります。もちろん、わたしのようにお酒を飲まない方も、ジンジャーエールやウーロン茶がありますよ。土曜日の午後のひとときを、楽しんでいただけたら幸いです。
今回のライヴ・テーマ、「ベンティラドールがまわる夢」というのは、キューバ時代に作った曲のタイトルです。CD”niwa niwa”には収録されていませんが、ライブでは何度か演奏したことがあります。ベンティラドールはスペイン語で扇風機。キューバで最初にホームステイしたお宅には、回るとゆらゆら怪しい揺れ方をする天井つきの扇風機があって、その真下のベッドで眠ると扇風機が落ちてくる夢をみてしまう、というエピソードから曲ができました。歌うと、キューバや当時の心持ちを思い出して、懐かしくなります。同時に「いまもあんまり変わらないな」と、引きつづき夢心地の自分にも気づきます。
それでは、お会いできるのを楽しみにしています☆」(CHIO ALLINのFBより)
–
出演
チオ・アリン(pf, vo)
宮良直哉(ds)
–
開 12:00 演 13:00 ・ 前 2,500 当 3,000 +1D 600
–
ご到着順入場
–
メールでのご予約
電話でのご予約
–
☆当日、会場のバーでは、スペインのタパス、またチオ・アリンさんがスペインから持ち帰ったワインなどもご用意・販売致します。
–
チオ・アリン動画