都市辺境、音楽、社会運動・・・異なるテーマを紡ぐ傑作記録映画上映会。
開場:18:00 /上映:19:45~
DJ TIME: 18:00-19:45 / 22:30-23:30
DJ HOLIDAY、TRASMUNDO DJs、SHIN MIYATA
予約:1800円+1D /当日:2100円+1D
受付番号順
当日は畳敷きとなります。
<上映作品>
『ランドスケープス&ランド・ドゥウェラーズ』
監督:ラファエル・カルデーナス 2018年 8分 HP
ラファエル・カルデーナスは、全米最大のメキシコ系アメリカ人コミュニティー、イースト・ロサンゼルスで今最も注目されるカメラマン。本作は、10000枚のコマ撮り撮影で地元の風景と暮らす人々を捉えたユニークな実験映画。音楽は、エル・ハル・クロイのベーシスト、マイケル・イバーラも参加する前衛ジャズ・グループ、ハヨカトが担当。観る者の視覚と聴覚を惑わせながらロサンゼルスの下町を浮かび上がらせる感動の作品。ロサンゼルスのラ・プラサ・デ・クルトゥーラ・イ・アルテスで行われている展示会(3月31日まで)のために制作され、今回が会場外での初の上映となる。
『アワ・マン・イン・トーキョー ~ザ・バラッド・オブ・シン・ミヤタ』
監督:アキラ・ボック 2017年 18分 HP
制作:全米日系人博物館(ロサンゼルス、カリフォルニア)
出演:テックス・ナカムラ、ルベン・ゲバーラ、ケッツァル、ルイス・J・ロドリゲス、デイヴィッド・W・ゴメス、エル・ハル・クロイ、チカーノ・バットマン、ジョー・バターン、ヘクター・ゴンザレス、宮田信
『アワ・マン・イン・トーキョー ~ザ・バラッド・オブ・シン・ミヤタ』は東京を拠点とするレコードレーベルのオーナーで、音楽プロモーターである宮田信の奮闘と執念について描いた短いドキュメンタリーです。彼は20年近くもの間、日本においてチカーノ音楽を流通させ、イーストLAのバンドを招聘してきた、文化大使的な存在でもあります。この映画では宮田氏とイーストLAとの個人的なつながり、多様かつ本物のチカーノ文化を日本に紹介するにあたっての喜びと困難、太平洋の両サイドにおいて既成概念を打ち壊そうとする宮田の意識的な努力について探っています。グラミー受賞者であるケッツァルや、チカーノ・バットマンなど多数のアーティストたちと共に、宮田は、人々をひとつにする音楽の力を用いて、彼が関わる一見全く異なるように見えるそれぞれのコミュニティーの間に関係を築き上げることに人生を捧げてきたのです。
━━アキラ・ボック(監督)
『アワ・マン・イン・トーキョー』は、世間から流行の先端だと思われているヒップスターや、専門家だと信じられている音楽文化人類学者たちの、ずっと先を見据えてきたシン・ミヤタの物語だ。奴は、バリオに根ざした本物のミュージックをイーストLAから東京に運んだ男なのだ。その過程で、俺たちの存在を確かなものだと証明し、自国においてすら無視されている間にも俺たちを鼓舞してくれた。断言していいだろう。シンの存在なくしては、今日のチカーノ・ミュージックに光が当たる日は来なかったのだ。
━━Gomez Comes Alive(ex: Monte Carlo 76)
『STANDARD』
監督:平野太一 2018年 110分
製作:TwitNoNukes Project
出演:野間 易通、井手 実、Yagi、DJ TASAKA 、石黒 景太、ECDほか
音楽:平野太一 音声協力:DJ TASAKA
編集:平野太一、和田彰二、Akira The Hustler、竹中亮
協力:TwitNoNukes OurPlanet-TV Independent Web Journal Sayonara Atom
「東京は生まれて初めて
ひとりで生きていこうと決めた街で、
僕はこの街で生きていきたかった」
2011年3月11日、
未曾有の災害を引き起こした東日本大震災に遭い、
福島第一原子力発電所のメルトダウン事故によって
生まれ育った場所を追われる人々を知った25歳の青年は
Twitterを通じて、東京で行動を起こす。
「動き始めなければいけない」。
<3.11>から2012年にかけて
日本を揺り動かした反原発運動において
数多く生まれたグループのひとつであるTwitNoNukesは、
巨大ムーブメントとなった金曜官邸前抗議の一翼を担い、
その後に起きることとなる、
反レイシズム、反ファシズムを掲げる
<路上の社会運動>の出発点となった。
<3.11>それはこの国の「スタンダード」を変えたのか?
そして<3.11以降>この国は私たちをどこへ連れていくのか。
当事者としてプロテストをデザインしてきた
<普通の人々>によって語られる路上のクロニクル。
Flyer Design:平野太一
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