第二次世界大戦後、サン・ジェルマン・デ・プレを中心に、急速に流行したアメリカのJAZZ。それに独自のエスプリを加えたフレンチ・ジャズは、いくつかの唄にその結晶を見ることができる。
ジャンゴ・ラインハルト、ボリス・ヴィアン、ミシェル・ルグラン、セルジュ・ゲンズブール、フランシス・レイ…
彼等の遺した素敵な融合物を、TOMUYAが唄う。
Piano : 中谷幹人
Bass : 三浦トオル
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TOMUYA
1992年より、パリでの活動を開始し、コアなライブハウスにて、ゲンズブール、ヌガロ、ルグランなどフランスのスタンダードを日本語で歌う中に、自分のオリジナルを混ぜ、独自のプログラムを作り上げていく。1996年、D・リンチ監督「ツイン・ピークス」で知られる作曲家アンジェロ・バダラメンティに見出され、「Ruby Dragonflies」をリリース。ジャズマンとのセッションも積極的に行い、2001年、F・ロックウッド(ピアノ)、J=F・ヴィレ(ベース)と共に、フレンチポップスをジャジーなアレンジで仕上げたアルバムを発表。2007年、仏ポップスのセレクション14曲をアルバム「Un Japonais à Paris パリの日本人」としてリリースし、シャンソンの殿堂オランピア劇場にてリサイタルを開く。リオ、リアンヌ・フォリー等アルバムでデュエットした人気歌手をゲストに迎え、歌手としてのフランスでの活動の集大成とした。2012年 アルバム「PARIS KAYO」(戦後の日本の歌謡曲集)を発表。エンディング曲 ”明日の時代”は、仏の至宝フランシス・レイが書き下ろした傑作。2017年、戦後から現代までの日本映画音楽のアンソロジー「Cinéma」 をリリース。日仏映画研究家としても活動しており、2017年には、映画の歴史を通して日仏両国の交流をまとめた「日仏映画往来」(松本工房)を、2018年には、日本映画黄金期のスター俳優30人をフランスに紹介した「L’Age d’Or du Cinéma Japonais」(フランスCarlotta Films)を執筆。今年の夏には、フランスで50-70年代に活躍した国際女優、谷洋子の人生を描いたノンフィクション本「パリの『赤いバラ』といわれた女」(さくら舎)が、刊行された。
https://twitter.com/NFB_official_

中谷幹人
アン・ミュージックスクールにてジャズピアノを欠田芳憲氏に師事し、
在学中よりプロ・ミュージシャンとして始動。
多くのタレントのステージ、レコーディングに参加。
アレンジや作曲活動も行い、また自身の音楽もジャズ、フュージョン他ジャンルにとらわれず活動。
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三浦トオル
14歳よりエレクトリックベースを、16歳より河原秀夫氏に師事しウッドベースをはじめる。
1999年、洗足学園短期大学ジャズコースへ入学後は納浩一氏に師事、在学中よりプロ活動を開始する。
卒業後は、若手ミュージシャンや自己のバンドを中心に、向井滋春氏、佐藤達哉氏、如月達氏、JIMI橋詰氏、滝野聡氏などとの共演の他、BigBandやラテンバンドなど様々な方面で活動の幅を広げる。
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