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2022/07/31(日)

Obscure Land

[出演] INOYAMALAND / Kazumichi Komatsu

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都市の夜を彩る、静謐なアンビエント体験。

出演は、国産アンビエントのレジェンドでありながら近年の活動も目覚ましいINOYAMALAND。ヒカシュー結成時のオリジナルメンバーである井上誠と山下康によるユニットで、楽曲の収録されたコンピレーションのグラミー賞ノミネート、細野晴臣プロデュースの1st Album再評価によるリイシュー、Frue、FFKTなど野外フェスティバルへの出演など近年再び話題性が高まっている。

もう一組はFLAU、Angoisseなど様々な国のレーベルよりアルバム、 EPをリリースし、音楽、映像、インスタレーションと多岐にわたる表現方法で、街や自然、メディアや記憶の内外にある微細な現象や変化を重ね合わせ、抽象的なイメージが固有のシーケンスへと転化していくかのような作品制作を行う音楽家であり美術家のKazumichi Komatsu。

 

テリー・ライリー氏に極上のサウンドシステムと言わしめたフルアナログシステムで浴びる両氏の生の音像を、ぜひご体感ください。

 

[Live]
INOYAMALAND

Kazumichi Komatsu

[DJ]

TBA

[Candle]

modular Production

 

開場18:00 / 開演19:00

 

 

前売3,000円 / 当日3,500円
(共に1ドリンク代600円別途)

 

 

 

このページの上下にある「RESERVE MAIL」へお進みください。
詳細はこちらをご覧ください。

 

 

 

ご到着順

 

 

INOYAMALAND

1977年夏、井上誠と山下康は、巻上公一のプロデュースする前衛劇の音楽制作のために出会い、メロトロンとシンセサイザー主体の作品を制作する。
この音楽ユニットは山下によってヒカシューと名付けられ、1977年秋からエレクトロニクスと民族楽器の混在する即興演奏グループとして活動を始めた。1978年秋、巻上公一(B,Vo)、海琳正道(G)らが参入、グループはリズムボックスを使ったテクノポップ・バンドへと変身を遂げ、1979年にメジャーデビューした。
1982年以降、井上と山下はヒカシューの活動と並行して2人のシンセサイザー・ユニット、イノヤマランドをスタート、1983年にYMOの細野晴臣プロデュースによりALFA/YENより1stアルバム『DANZINDAN-POJIDON』がリリースされた。
その後、二人は各地の博覧会、博物館、国際競技場、テーマパーク、大規模商業施設などの環境音楽の制作に関わり、1997年にCrescentより2ndアルバム『INOYAMALAND』、1998年にはTRANSONICより3rdアルバム『Music for Myxomycetes(変形菌のための音楽)』をリリース。10数年振りとなるライブを行った。
21世紀に入り、1stアルバムをはじめとする各アイテムが海外のDJ、コレクターの間で高値で取引され、多数の海外レーベルよりライセンス・オファーが相次ぐなど、再評価が高まる。
2018年以降、グループ結成のきっかけとなった1977年の前衛劇のオリジナル・サウンドトラック『COLLECTING NET』、3rdアルバム『Music for Myxomycetes <Deluxe Edition>』、1stアル
バム『DANZINDAN-POJIDON [New Master Edition]』、2ndアルバム『INOYAMALAND[Remaster Edition]』が連続リイシューとなる。
中でも世界的に再評価される『DANZINDAN-POJIDON』は、オリジナルマルチトラックテープを最新技術で再ミックスダウン、マスタリング、ジャケットもオリジナルの別カットのポジを使用し、新たな仕様で再登場した。
また、インターネットストリーミング番組DOMMUNE、当時のプロデューサーだった細野晴臣のラジオ番組Daisy Holiday! へのゲスト出演なども話題となった。
近年はアンビエントフェスのヘッドライナーを務めるなど、ライブ活動も積極的に行いながら、海外展開も開始し、『DANZINDAN-POJIDON』をスイスのWRWTFWWから、1st以外のアルバムから選曲したコンピレーションアルバム『Commissions:1977-2000』をアメリカのEmpire of Signsよりリリース、2019年にはアメリカのLight in The Atticが制作した、80年代の日本の環境音楽・アンビエントを選曲したコンピレーションアルバム『環境音楽 Kankyō Ongaku』にYMO、細野晴臣、芦川聡、吉村弘、久石譲、インテリア、日向敏文等と並び選曲され、グラミー賞のヒストリカル部門にノミネートされるなど、更に脚光を浴びる。
2020年、22年振りとなる完全新作による4thアルバム『SWIVA』をリリースし、コロナ禍の中にありながら、その音楽の特性からクラブミュージックの世界的ストリーミング番組BOILER ROOMやFRUEなどのフェスティバルに出演。
2021年2月、国際的に芸術文化活動を展開するMUTEK JPに出演し、同年12月には5thアルバム『Trans Kunang 』が早くも完成。山下がインドネシアの印象から作り上げた多くのモティーフを井上が半世紀以上前のジャズやヨーロッパ映画音楽の遥かな記憶でランダムに装飾したアルバムは“幻の観光地”がテーマとなっている。
Kazumichi Komatsu

音楽家、美術家、DJ。これまでにBUS editions、flau、psalmus diuersae、NINA等、様々なレーベルやパブリッシャーより複数の名義で膨大な数の音源をリリース。情報環境下における記憶や伝承について主に光や歌といった媒体を用いて制作・研究している。主なパフォーマンス・コラボレーションに「SonarSound Tokyo 2013」(Studio Coast、2013 )、「ZEN 55」 (SALA VOL、バルセロナ、2018)、「Untitled」 (Silencio、パリ、2018)、「Genome 6.66 Mbp VS Dark Jinja」(ALL、上海、2018)、テオ・カシアーニ「LECTURE (02) 」(京都芸術センター、2019)、「悲哀总会」 (Senggi Studio、ソウル、2019)、イシャム・ベラダ「Présage」(横浜トリエンナーレ2020 エピソード00、横浜、2019)、PUGMENT 「Purple Plant 」(東京都現代美術館、2019)など。

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