深い「軽さ」をもつ稀有な響き
やさしく、静謐なるピアノの調べ、クラシカル・ジャズの極致
軒並み受賞ピアニスト、オーストラリアから 10 年振りの来日 !!
Nat Bartsch(ナット・バーチュ)
open/start 19:00/19:30
前売 4,000 当日 4,800 共にdrink 600 別
入場時整理番号付
自由席
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企画制作 Office Ohsawa
協力 Disk Union
後援 オーストラリア大使館
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Nat Bartsch (ナット・バーチュ)
ナット・バーチュは、オーストラリア録音産業協会/Australian Recording Industry Association (ARIA)に2度ノミネートされたオーストラリアのピアニスト兼作曲家で、幽玄かつ瞑想的で叙情的な音楽で知られている。
その音楽はネオクラシックからジャズまで横断し、室内楽、子供向け音楽、ポストロックの世界にも広がっている。彼女は、アルヴォ・ペルト、ドビュッシー、ニルス・フラーム、シガー・ロス、ニック・ベルチュ、スチュアート・グリーンバウム、スフィアン・スティーヴンスなどから幅広い影響を取り入れている。
彼女の音楽は、世界中のあらゆる種類の仕事に携わる人々によって演奏されており、多くの場合、文字通り出産室から死の直前まで、非常に個人的な瞬間に演奏されている。これまで8枚のアルバムをリリースし、国内外でツアーを行い、オーストラリアを代表するアーティストとコラボレーションしている。
最近、自身のレコードレーベル、Amica Recordsを設立した。
Nat Bartschは子守唄で最もよく知られている。
母親になったばかりの頃、その優しさを音楽に転換した。彼女は、赤ちゃんを落ち着かせて眠らせるだけでなく、大人にとっても有意義に楽しめるように工夫された一連の作品を作曲した。
音楽療法士にインタビューした後、推奨されたパラメータ(母親の鼓動に似たテンポ、優しい音、シンプルなメロディーとハーモニー、オスティナートと繰り返し)をできるだけ多く取り入れた一連の作品を作ったのだ。それぞれの作品は、自分の息子の発達段階にちなんで名付けられている。
その結果生まれたアルバム ”Forever and No Time At All” は、2018年にABC(Australian Broadcast Corporation)・クラシックからリリースされている。多くの一般家庭でだけでなく、出産中の女性、自閉症の人、精神疾患や悲しみを経験している人など、あらゆる立場の人々によって定期的にプレイされている。
2020年、子守唄をジャズ・セクステットで再解釈した ”Forever More” をリリースし、オーストラリア録音産業協会(ARIA)の最優秀ジャズ・アルバム賞にノミネートされた。
2021年5月、ピアノ、弦楽四重奏曲、エレクトロニクスのためのアルバム『ホープ』をリリースし、絶賛されている。
彼女はこのリリースで再び ARIA の最優秀クラシック・アルバムにノミネートされている。
今年、ジャズを再解釈した作品 ”Hope Renewed”をリースしたが、これは生涯にわたる自分のポストロックへの愛を表している。
また、昨年の国際女性デーに向けてジャズ・セクステットのために作曲したシングル ”Busy/Quiet” で、本年度ジャズ作品賞 (Jazz work of the Year)を芸術音楽賞 (Art Music Award)として受賞した。
彼女は室内楽の作曲家でもあり、多くの作曲を委嘱されている。現在、メルボルン音楽院(Melbourne Conservatorium of Music)で作曲の修士号を取得中だが、彼女はビクトリア芸術大学(Victorian College of the Arts)でジャズ即興演奏の優等学位も取得しており、長年にわたり自身のジャズ・ピアノ・トリオのバンドリーダーを務めていた。
この幅広い経験により、彼女はさまざまなジャンルで活躍し、ジャズとクラシックの両方のカテゴリーでオーストラリア録音産業協会/Australian Recording Industry Association (ARIA) にノミネートされた数少ないアーティストの一人であり、初の女性楽器奏者だ。
Nat Bartsh はヤマハからエンドーズされている。
「彼女のアプローチは、叙情的な美しさと非感傷的な抽象性を魅力的な方法で結び付けています。」 TORD GUSTAVSEN (トルド・グスタフセン) ECM ピアニスト
[受賞歴]
2023 APRA/AMC Art Music Award (Jazz Work of the Year – Busy/Quiet)
2021 Allan Zavod Composition Prize
2019 Johnny Dennis Music Award
2010 Melbourne Prize for Music Development Award
2007 Athenaeum Award – Best Improvisation Ensemble (Nat Bartsch Trio
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