晴れたら空に豆まいて

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2024/10/22(火)

【晴れたら空に豆まいて18周年記念】
炎の守り人〜アルタイの英雄叙事詩「カイ」
チュルクに伝わる喉歌の現在地 

[出演]
Turk Kabay(チュルク・カバイ)
ボロット・バイルシェフ
アイダル・ウナトフ
ヴァディム・デーエフ
巻上公一・佐藤正治 

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「カイ」は、アジアの真珠とも賞される山深い国、ロシア連邦アルタイ共和国のシャーマンによって歌い継がれてきた「英雄叙事詩」です。
アルタイの歴史に埋もれたその歌は、秘密の夢とも呼ばれ、歌う者は選ばれし才能を持った者のみ。
大地を震わす超低音の唱法によって、かつては幾晩にも渡って語り歌われました。
倍音を駆使したその独特の唱法は、モンゴルの「ホーミー」やトゥバの「ホーメイ」にも通じます。
歴史の中に消え去ろうとしていた「カイ」は、アルタイ共和国を代表するロシアのスーパースター、ボロット・バイルシェフという偉大な歌い手を得て、今、新しい声の芸術として世界的に注目を集めています。
彼が若手二人と組んだ注目のユニット「チュルク・カバイ(チュルクのゆりかごの意)」による初来日公演。
隣国トゥバ共和国に伝わる喉歌ホーメイを操る音楽家・巻上公一、パーカッショニストの佐藤正治が共演し、チュルクに伝わる豊穣なる音楽との出会いと道筋を明らかにします。
[Kai] is a ‘heroic epic’ that has been sung by shamans in the Altai Republic of the Russian Federation
 a mountainous country that is also known as the Pearl of Asia.
The song, buried in the history of Altai, is also called a secret dream, and is sung only by those with a chosen talent.
With its earth-shaking, ultra-low-pitched singing style, it was once sung and recited for many nights.
The unique singing style, which makes full use of overtones, is similar to the Mongolian “Xöömii ” and the Tuvan “Khöömei.
Kai,” which was about to disappear into history, is now attracting worldwide attention as a new vocal art form with a great singer, the Russian superstar Borot Beyrushev, who represents the Altai Republic.
This is the first Japan tour by the remarkable unit “Turk Kabay” which he has formed with two young singers.
This performance will reveal the encounter with and the path to the rich and fertile music of the Türk tradition.
【アルタイ共和国】
モンゴルやカザフスタンと国境を接し、アジアの中央に位置するロシア連邦内の自治共和国。
紀元前から遊牧文化が栄え、パジリク古墳群やカタンガ、アク・アラハなど多くの墳墓が残されている。
パジリク文化(前6-前2世紀)と総称される。
チュルク語系のアルタイ語の他、ロシア語とカザフ語が公用語。
べルーハ山やアルタイ山脈など高いところでは4000メートル級にもなる山々が連なり、自然豊かな静養地としても知られる。現在遊牧生活を送る者はほとんどいなくなってしまったが、アルタイ人の伝統的な生活様式がわずかに残っている。
主催  MAKIGAMI OFFICE (代表:巻上公一)
問:tel.0465-63-0578
mail:makigamioffice@gmail.com
担当:巻上文子 tel.080-5447-5151
“Turk Kabay”
アルタイ民族音楽グループ「チュルク・カバイ」
ボロット・バイルシェフ
アイダル・ウナトフ
ヴァディム・デーエフ
巻上公一
佐藤正治  

open/start 17:45/18:30

.

 adv/door 5800/6300(共に+1d¥700)

チケットはこちらから→

*店頭予約は行なっておりません。

 

整理番号順入場

 

 

【出演者プロフィール】
ボロット・バイルシェフ
Болот Байрышев, Bolot Bairyshev
ロシア連邦アルタイ共和国を代表する歌手。
1962年ウスチ=カン地区クルルク村生まれ。
伝統の喉歌カイや二弦撥弦楽器トプショールでの弾き語りや、縦笛ショール、口琴コムスでの演奏を行う。
同国カザフスタンのバイコヌール宇宙基地での兵役時代に書いた「我が故郷クルルク」がヒットし、スター歌手となった。
国際ポピュラー音楽コンテスト”Voice of Asia 92″グランプリ受賞。
その後ウェザー・リポートのジョー・ザヴィヌルとの共演など、ヨーロッパを中心に世界各国で演奏活動を行う他、4本の映画で主演。
ユネスコの「民族文化の保存と振興のための特別賞」を受賞。

 

アイダル・ウナトフ
Айдар  Унатов

ヴァディム・デーエフ
Вадим Деев

アルタイ民族音楽グループ「チュルク・カバイ」メンバー。
2人ともM.S.シェプキン演劇学校の卒業生で、P.V.クチヤック国立演劇劇場のアーティスト。ソチ、モスクワ、スペイン、フランスで開催された様々な国際民族芸術祭や全ロシア民族芸術祭に参加し、タイトルや賞を獲得。
2人は共に民族音楽グループ「アルタイの語り部」の一員として10年近く演奏活動を続けている。
巻上公一/まきがみこういち

熱海市出身、在住。小田原高校出身。
ヴォイスパフォーマーとして国際的に知られている。
口琴・テルミン・コルネットなど複数の楽器を演奏。ロックバンド「ヒカシュー」のリーダーとして45年以上活躍を続ける。「JAZZ ART せんがわ」「熱海未来音楽祭」などのフェスティバルをプロデュースしている。
ロシア・トゥヴァ共和国の喉歌ホーメイの日本の第一人者であり、トゥヴァ共和国で開催される国際ホーメイフェスティバルではコンクールの審査員を務める。
トゥヴァ共和国から歌手や研究者を招聘し、日本国内で数々の公演やホーメイフェスティバルなどを開催する他、喉歌専門のレーベルを立ち上げ数々のアルバムを制作。
ホーメイ国際コンテスト現代部門で優勝。
ボロット・バイルシェフと佐藤正治とのトリオ「アヤ」を結成、アルバム「TOKYO TAIGA」をNYのレーベルTZADIKより発表。2020年には、詩集『至高の妄想』で第一回大岡信賞を受賞。
第二詩集『濃厚な虹を跨ぐ』で萩原朔太郎賞ノミネート。
NYのFOUNDATION FOR CONTEMPORARY ARTS (FCA)の2024年アーティスト賞(Grants to Artists )に選出された。JASRAC理事。
佐藤正治/さとうまさはる

三島市出身。ドラム、ジャンベ、数々の打楽器や声を駆使し、地球の音、人間の音を追い続ける。
プログレッシブバンド・美狂乱を結成、その後Adi、MASSA、僕らの自然の冒険など、主宰するバンド多数。
NHKスペシャル「大アマゾン最後の秘境」オリジナルサウンドトラックを担当、シドニーオリンピック新体操日本代表の作編曲など、作曲も多数。
コンサート 『Guardians of Fire』(=火の守り人) グループ  “Turk Kabay”(チュルク・カバイ =チュルクのゆりかご) 喉歌カイ 演奏される楽器:トプシュール(3弦の撥弦楽器)、コムス(口琴)、イキリ、ショール(縦笛)、トゥヌール アルタイ山脈…多くの時代に渡って、この地では海が荒れ狂い、火山が噴火し、山々が崩壊し、何度も生まれ変わり成長しました。歴史的、文化的、考古学的文明の交差点であるこの地で、3つの世界宗教(=キリスト教、イスラム教、仏教 ※訳者注)が融合し、神聖な輝きに満ちた特別な文化が形成されました。
その貴重な文化的遺産は、今日世界から注目を集めています。 アルタイの歴史は、英雄の物語と神秘的な伝説で紡がれています。生活の隅々にみられる古代の伝統や風習は、今日に至るまでこの地に住む人々の精神文化の基礎となっています。先祖から受け継いだ知恵と信仰の火を何世紀にもわたって守り続けているのは、アルタイの伝統的な喉歌、アルタイ・カイチの演奏者たちです。
彼らは今でも人々から深い信頼と尊敬を集め、精神のよりどころとなる権威を誇っています。
カイは最も古い音楽ジャンルであり、その独特な演奏方法と道徳的・哲学的な内容によって、深淵で純粋な感動を呼び起こします。カイは数日間続いて演奏されることもあります。
カイチは職業ではありません。
カイチは、アルタイの人々の古くからの伝統に対する忠誠心であり、それを守り子孫に伝えたいという熱烈な願いを体現するものなのです。
カイチの伝統は今日に至るまで人々によって守られています。 コンサート・プログラム「火の守り人」では、アルタイ民族音楽グループ「チュルク・カバイ」の創造性を紹介します。
グループの創始者であるボロット・バイルシェフは、ロシア連邦とアルタイ共和国の名誉芸術家であり、伝統的なアルタイの喉歌の世界的に有名な演奏家であり、アルタイで最も有名な音楽家の一人です。
ユネスコの「民族文化の保存と振興のための特別賞」を受賞しています。
彼は4本の映画に主演した他、アクション大作「ピラニア・ハント」のサウンドトラックを制作、またジョー・ザヴィヌルなど世界的なミュージシャンと共演しています。
世界各国のフェスティバルにも多数参加しています。
コムス、トプシュール、ショールといった民族楽器を演奏する名手です。
「チュルク・カバイ」は他にアイダル・ウナトフとヴァディム・デーエフが参加しています。
2人ともM.S.シェプキン演劇学校の卒業生で、P.V.クチヤック国立演劇劇場のアーティストです。
アイダル・ウナトフは、国際コンクールやフェスティバルで受賞歴のある民族音楽のヴィルトゥオーゾであり、幼少の頃から喉歌と民族楽器の研鑽に励んできました。
ヴァディム・デーエフもアイダルと共に、ソチ、モスクワ、スペイン、フランスで開催された様々な国際民族芸術祭や全ロシア民族芸術祭に参加し、タイトルや賞を獲得しています。
2人は共に民族音楽グループ「アルタイの語り部」の一員として10年近く演奏活動を続けています。  コンサートでは、英雄物語「マーダイ・カラ」、「オチー・バラ」からの抜粋、アルタイの伝統的な歌、動物や自然の音の模倣、アルタイ語とロシア語による現代的なリズムやスタイルのエスノロック、ジャズやブルースと組み合わされた喉歌、器楽曲などが披露されます。

 

ご購入いただいたチケット代金の返金、キャンセル、交換は承っておりません。
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【晴れたら空に豆まいて/ HareMame Tokyo
東京都渋谷区代官山町20−20モンシェリ代官山B2F(東横線代官山駅から徒歩1)

代官山駅 中央改札を抜けた正面のポストを超えて
さらに進んだ右手のビルB2Fです。

駅からの道順動画

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