フィンランドのピアニスト、ECM レーベル、詩篇や民謡、オリジナル曲を演奏
ジャズ、フィンランドや他の民族音楽、20 世紀クラシックを包容
ECM アーティスト
4月、フィンランドのジャズピアニストで作曲家のSamuli Mikkonen (サムリ・ミッコネン)が12年ぶりに来日し、100%即興演奏による一週間のソロ・ピアノツアーを行ったが、来年 1月にそれとは全く異なるソロ作品を披露する。
今回はECMレコード・レーベルのアルバム ”Kuára” からのレパートリー、詩篇や民謡、そして自作の曲などの作品に集中する。
サムリは次のように語っている。
「2024年4月に行われた前回のソロ・ピアノ・ツアーは、オーディエンスとのつながりがどれだけ強いものになるかという点で、大きな発見でした。小さなジャズ・クラブの親密な雰囲気の中で、十分に上手に演奏できれば、私自身とオーディエンスを一種の魔法の領域で魅了し、ユニークな方法で音楽のエネルギーを共有することが可能です。
皆さんがコンサートの後、以前より楽しい生活を続け、また未来に期待できるようになることを願っています。
1月に日本のみなさんと再会できることを本当に楽しみにしています。」
Samuli Mikkonen (サムリ・ミッコネン)from FINLAND
open/start 19:00/19:30
前売 4500 当日 5300 共にdrink 700 別
入場時整理番号付
自由席
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サムリ・ミッコネン 経歴
1973 年生まれ。有名なドイツの ECM レコード・レーベル・アーティスト。ピアニスト兼作曲家の Samuli は、フィンランド中央Jyvaskyla(ユヴァスキュラ)で生まれ、3 歳からピアノで即興演奏を始めた。
グランドピアノで自分の「音楽的な声」を開発することに人生のほとんどを捧げてきた。彼のサウンドは、ジャズ、フィンランド民族音楽、その他の民族音楽、そして 20 世紀のクラシック音楽にまで遡ることができる。90 年代半ばに母国フィンランドのジャズ・バンドで初めてステージに立ち、それ以来国内外で活動し、コラボレーションやさまざまなプロジェクトを行っている。
Kenny Wheeler (ケニー・ウィーラー)、John Zorn(ジョン・ゾーン)、Mike Gibbs (マイク・ギブス)、 Wayne Krantz(ウェイン・クランツ)をはじめ、多くのスカンディナヴィア人のサイドマンとして演奏してきた。また、セネガルの歌手 Julia Sarr(ジュリア・サール)とも仕事をしている。フィンランドでは、ワールド・ミュージック バンドの Piirpauke(ピアパウケ)やジャズ/即興アーティストのSakari Kukko(サカリ・クッコ)、Sonny Heinilä(ソニー・ヘイニラ)、Mika Mylläri(ミカ・ミラリ)、Jouni Järvelä(ヨーニ・ヤルベラ)、Jorma Tapio(ヨルマ・タピオ)のピアニストとして選ばれている。
ヨーロッパ諸国に加えて、アルゼンチン、チリ、ペルー、中国、韓国、日本、米国をツアーしてきた。彼のコンサートは、フィンランド国営放送のYLE、イギリス BBC 放送局、ドイツの NDR(北ドイツ放送局)や WDR(西部ドイツ放送局)、オーストリアの国営放送 Ö1、スイス放送協会の SRG/SSR、スウェーデン放送局、デンマーク放送局で放送されている。CD はこれまで自身のものを5 枚リリース、他にも約 20 枚の CD を演奏している。
デビュー作 “Korpea Kuunnellessa” 及び2枚目 – ベーシストの Anders Jormin(アンデルス・ヨルミン)とドラマーの Audun Kleive(アウドゥン・クライヴェ)が入った北欧トリオ - のレコードは日本で特に好評を博した。
作曲家としては、自身が人選したアンサンブル ”7 Henkea” のほか、デュオやトリオからビッグバンドに至るまでのジャズ・アンサンブルのために作曲を行っている。委嘱作品には、ビッグバンドのための5曲、ジャズとクラシックのハイブリッド・アンサンブルのための作品、劇場やテレビのための音楽が含まれる。
彼のバンド、Kuára(クアラ)は、ノルウェー・サックス界の大物 Trygve Seim(トリグヴェ・セイム)と、フィンランドの同胞で長年音楽の戦友である Markku Ounaskari(マルク・オウナスカリ)の才能と直観を組み合わせたものである。 ECM レーベル作品はノルウェ―のマルチ・インストゥルメンタル奏者 Per Jørgensen(ペール・ヨルゲンセン)と Markku Ounaskari が参加して2010 年にリリースされている。
[試聴]
バンド KUÀRA Ounaskari Mikkonen Jørgensen Introit ライヴ 2010年
バンドKUÀRA Ounaskari Mikkonen Jørgensen Soldat Keljangúr part I ライヴ 2010年
Samuli Mikkonen September Improvisation 2010 年 9 月
企画制作 Office Ohsawa
協力 Disk Union
後援 フィンランド大使館