「サルサ/ラテン音楽と奏法を語る!」
日本を代表する打楽器奏者のひとり、ウィリー・ナガサキが主宰してきたあの『ブロンクス・パーカッション・スクール』が番外編として晴れ豆に登場。
今回は、ウィリー・ナガサキと長年共演してきた名うてのピアノ奏者、あびる竜太とのトーク・セッション。
ふたりのステージ上での絶妙なコンピネーションはご存知の通り。サルサ/ラテン音楽の魅力、また奏法などについてもいつもの通り毒舌・ユーモアを交えて語って戴きます!!
ウィリー・ナガサキ
あびる竜太
開場11:30/ 開演12:00
Open 11:30am / Start 12:00pm
前売 ¥2,000/ 当日 ¥2,500
(ともに別途1ドリンク代¥700)
Adv: 2,000 yen / At Door 2,500 yen (+Minimum drink fee of 700 yen is required.)
Payment for admission is by cash only.

福岡出身。日本のラテン界を牽引し歌謡界でも大活躍した松岡直也のグループ、松岡直也ウィッシングで82年にプロ・デビュー。スイスのモントルー・ジャズ・フェスティバルにも出演。その後NYにも一時滞在、往時のサルサ・シーンで活躍した大御所たちと共演し本場仕込みによる独自の技術と理論を確立する。師匠はNYラテンの王様、ティト・プエンテとアフロ・キューバンの伝説的演奏家、カルロス・パタート・バルデス。また先日惜しくもこの世を去った大御所、ジョニー・ダンディ・ロドリゲスとも交流を続けてきた。昨年9月のジョー・バターン日本公演での熱演も大きな話題に。
現在までに共演してきたアーティストは、ティト・プエンテ、カルロス・サンタナ、ジョー・バターン、ファニアオール・スターズ、ラリー・ハーロウ、チャーリー・パルミエリ、ジェリー・ゴンザレス&フォート・アパッチ・バンド、マニー・オケンド&リーブレ、横山剣(クレイジーケンバンド)、佐藤タイジ(シアターブルック)、谷中敦、北原雅彦(東京スカパラダイスオーケストラ)、青江三奈&フレディー・コール(ナット・キング・コールの実弟)、ザビア・クガートなど多数。

幼年よりピアノを学び、東京音楽大学付属高校に入学。志村安英氏に師事し、ピアノ科を首席で卒業。高校時代にパーカッショニストの菅原裕紀に出会い衝撃を受け、ミュージシャンになる事を志す。高校卒業後、アメリカ ボストンのバークリー音楽大学に入学し、ジャズピアノをJeff Covell(ジェフ コウベル)、クラシックピアノをEd Bedner(エド ベトナー)に師事。キューバにてラテンピアノをパウリートFG、グルーポニーチェのピアニストセルヒオロニョーナ、アフロキューバンオーケストラのアルチェランに師事した。
帰国後ジャズやラテン音楽を基盤に、ライブ、コンサート、スタジオワーク等で活動。また様々なコンボでの活動の他に今まで、岸義和(tp )ビックバンド、稲垣貴庸(ds)ビックバンドなどに在籍し、ビックバンドプレイヤーとして、また、岸のりこ(vo)、山岡未樹(vo)、前川陽子(vo)、dorlis(vo)、雪村いずみ(vo)、エリック フクサキ(vo)など、歌手のサポートプレイヤーとしての評価も高く、寺井尚子(vil)、チャリート(vo)、ジョー・バターン(vo)、カリスト・オビエド(per)、 ジョバンニ・イダルゴ(per)、セサール・ロペス(sax)などの、国内外のアーティストとの共演歴も豊富。現在は自身のグループでの活動の他に、オルケスタ・デ・ラ・ルスのボーカリスト NORA(vo)のソロユニ ットなどにも参加し、演奏と編曲で参加したNORA の CD ¡Salud a la vida! ~人生に乾杯!~が、ヨーロッパの配信チャートで一位を獲得する。
2024年には、スペインからサックス奏者で作編曲家のPerico Sambeat氏を招聘し、日本ツアーを行う。現在まで6枚のリーダーCDを発表し、アルバムがジャズディスク大賞にノミネート、 雑誌 男の隠れ家2012の特集<音楽の専門家が勧める 必聴 必見 のライブ盤 ジャズディスク34枚>にも選ばれ、自己のグループで、NHK The Session505に、2度出演する。また編曲家として、バービーボーイズの杏子(vo) 「 恋するBAILA BAILA 作詞:湯川れい子 作曲:筒美京平」や、淡路島の蒼開中学校・高等学校の校歌の作編曲、所属する東京キューバンボーイズなどに作品を提供。
その演奏スタイルは、ジャズ(ビバップ)の基盤に裏付けされたリリカルな旋律と ラテンの躍動感が絶妙に交錯する独創性豊かなスタイルと評されている。