2018年にリリースされたアルバム『Home Sweet Home』は、東京で制作され、ビクターエンタテインメントがプロデュースを手がけた意欲作。収録曲のいくつかはNetflix Japan版『テラスハウス』シリーズ内で使用され、彼の音楽は物語とともに多くの視聴者の記憶に刻まれた。インストゥルメンタルの「Touch the Sky」や「Feel the Earth」が空間を彩る一方で、「Monogatari」では、自ら作詞・作曲・歌唱を担い、アーティストとしての核を強く打ち出している。
2023年は、彼にとって創作の振り幅を大きく拡張した一年となった。サードアルバム『Sunshine Your Face』を発表すると同時に、電子音楽へと踏み込んだ実験的EP『music for alpinists』をリリース。さらに、映画『Midnight Ride』のために手がけた言葉を排したサウンドトラックでは、音そのものの質感と余白で物語を描き出し、2024年のUnrestricted View Film Festivalにて最優秀サウンドトラック賞にノミネートされるなど、高い評価を獲得した。