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これからの予定

schedule

2023/04/17(月)

11MHz DSD/Nu 1 試聴体験会 vol.7
歌声の蜃気楼
Chirgilchin JapanTour 2022
[An Enchanting Mirage
of Khoomei Voices-]
Listening & Talk Session

[出演] 巻上公一・オノ セイゲン

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民族音楽の枠を超えグラミー賞も受賞、 世界中の音楽家を魅了し続ける、ロシア連邦トゥバ共和国を代表する伝統音楽のグループ、「チルギルチン」。

2022年10月、南シベリアにあたる、ロシア連邦トゥバ共和国より、幾つもの困難を乗り越え、奇跡の来日を果たした彼らの日本初来日公演を収録したアルバム、
[Chirgilchin / 歌声の蜃気楼-Chirgilchin JapanTour 2022: An Enchanting Mirage of Khoomei Voices-]のListening & Talk Session を行います。

当日は、この度の招聘を担当、晴豆でのライブ・アルバムのプロデューサーの巻上公一、アルバムのDSDマスタリングを担当したオノセイゲン氏をお招きして、音源の魅力を最大限に引き出すハイグレードな音響装置で作品を再生しつつ、楽曲の背景やエピソード、制作秘話など 様々な角度からその魅力に迫ります。本LIVE CD販売もあります。

ハイレゾ(11MHz DSD)ダウンロードはこちら

 

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シベリアのトゥバ共和国に伝わる不思議な喉歌ホーメイ。

一人で同時にいくつもの音を出すその歌唱法は、 驚愕であると同時に郷愁を呼ぶ美しさを持つ。
馬や旅、恋人や母や故郷を歌い、 そのメロディーは蜃気楼のように私たちの心を誘う。

ホーメイ(喉歌)は、歌唱者が同時に2つ以上の声を生成する希少な歌声であり、中間の高音と高音のような倍音と調和する喉の低音が、南シベリアの大地や遊牧民の生活を呼び起こす豊かな層のメロディーを作り出している。

日本人にとってはどこか懐かしく、魂のふるさととも言える音楽性を感じる。
チルギルチン(Chirgilchin)とは、「蜃気楼」と「奇跡」の2つの意味を持つ言葉。
1996年に結成、わずかな口腔の変化で倍音を分岐させる特殊な歌唱法ホーメイ(喉歌)の達人たちによる、ロシア連邦トゥバ共和国を代表する伝統音楽のグループ。
ホーメイ(喉歌)の最も進んだ形態はトゥバから生まれ、モンゴルや周辺国のグループ及び世界の音楽界に多大な影響を与え続けている。

1996年の最初の国際ツアー以来、グループはヨーロッパ、アジア、北米、オーストラリアでツアーを行い、スティーブン・ケントやローリー・アンダーソンなどのアーティストが協力している。
巻上公一は1995年からトゥバ共和国との交流を続け、日本トゥバホーメイ協会を設立、幾多の音楽家を現地から招聘し、 愛知万博や国立民族学博物館等でコンサートを企画してきた。
自身も2017年トゥバ国際ホーメイコンテストモダン部門で第一位獲得。 2020年スグットユニーク作曲賞及び観客賞受賞。

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巻上公一
オノセイゲン

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open/start 18:30/19:30

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 adv/door 3000/3500(共に+1d¥600)

 

 

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このページの上下にある「RESERVE MAIL」「RESERVE TEL」へお進みください。

詳細はこちらをご覧ください。
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profile)

Chirgilchin (チルギルチン)
コシュケンデイ・イーゴル
「トゥバ共和国人民ホーメイ歌手」の称号を持ち、トゥバの口承文芸の継承者でもある。
トゥバ国立文化センター長を務める。
ホーメイ、スグット、カルグラーと付随するそれぞれの技を極めたホーメイ歌手。チルギルチンではアレンジを担当し、イギル、ドシュプルール、バヤン、ギターをはじめ、あらゆる楽器を演奏する。ホーメイコンテストでの受賞多数。また2017年にはプエルトリコのラッパーResidenteとの共同作業で、グラミー賞ラテンアメリカ部門Best Urban Songを獲得。コシュケンデイ・アイドゥスマー
「ロシア連邦功労芸術家」と「トゥバ共和国人民芸術家」の称号を併せ持つ驚異的な音域の素晴らしい声を持つトゥバ民謡の唄い手である。サヤン音楽舞踊シアター所属。チルギルチンでは、創立以来シュングラーシュ(鈴)、ドゥユグ(蹄)で演奏を彩っている。彼女のパワフルで美しい歌声を通して、伝統的なトゥバ音楽における女性の声の役割を紹介する。

オンダール・モングン=オール
「ロシア連邦功労芸術家」と「トゥバ共和国人民ホーメイ歌手」の称号を併せ持つ。国際ホーメイシンポジウムでグランプリを4度獲得している。サヤン音楽舞踊シアター所属アーティスト。チルギルチンでは結成以来、イギル、ドシュプルール、ホムスを演奏している。ホーメイ、スグット、カルグラーに加え、ボルバン、エゼンギ、チュランドゥク、ブルラン・ホーメイ、ダムラク・ボルバン(いずれもホーメイの技法)、トゥバ民謡を歌う。優れた楽器製作者でもある。

ブルターン=オール・アイドゥン
ホーメイ歌手であった祖父と、トゥバ楽器奏者の父の薫陶を受けて育つ。トゥバの伝統弦楽器各種を弾きこなすほか、ショール(縦型の笛)、ホムス(口琴)の名手でもある。2009年クズル芸術学校卒業と共にトゥバ国立オーケストラに入り現在に至るまで精力的に活動している。チルギルチンには2015年から参加し、主にホーメイ、カルグラー、ブザーンチを担当している。自身も所属していた名門子どもアンサンブル「エルティネ」及び国立芸術小学校で後進の指導にあたっている。2022年5月のサラダク子どもホーメイコンテストでは、自身の指導する「エルティネ」が優勝を飾った。

巻上公一

音楽家・詩人・プロデューサー・日本トゥバホーメイ協会会長
ヒカシューのリーダーをつとめながら、ボイスパフォーマーとして世界を飛び回り、国内では『Jazz Art せんがわ』『熱海未来音楽祭』など多数のフェスを手がける。
民族音楽に精通し、口琴、尺八を操り、ホーメイは2017年国際ホーメイコンテストで優勝も果たす。詩集『至高の妄想』で大岡信賞受賞。
今回はホーメイの案内役として登場する。

 

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