熱望していたコラボ公演が、2024年8月15日終戦記念日に実現することとなった。
ドキュメンタリー映画「カンタティモール」を初めて観たのは5年前。
五感を研ぎ澄まし、一語一句、一音一音、聞き逃してはいけない、と私は思った。
東ティモールに生きる人々の発する言葉と作品の中に流れるたくさんの音楽。
そこには、自然と自分と一致した、嘘も偽りもない、魂の音で溢れていた。
勝手に涙がこぼれた。
その時の私は言語化できなかったけれど、私の心の奥底の中心にある何かが、この映画にあると感じた。
知らないこともたくさんあった。
日本は多くの死ななくていい人たちの死に、加担していた。
教えてもらっていないじゃない、
知ろうともしなかった私も、加害者だと思った。
あれから5年。
私の心の奥底の中心にある何かを、大西つねきがいとも簡単に言葉にした。
「恐れを知らない自由な魂」
それだ。
そして私は今、大西つねきとともに「恐れを知らない自由な魂」を伝え、体現し、歩いている。
そのタネを撒いているとも、そのタネが芽を出し咲くのを待っているとも言えるかもしれない。
「カンタティモール」は、「恐れを知らない自由な魂」の集合体だと思う。
多くの日本人が思い出す時を迎えているように、私は思う。
2024年、8月15日。
平和の聖地 あの 晴れたら空に豆まいてで
カンタティモールの上映会と広田奈津子監督、大西つねきの対談が実現する。
ラストはプロデューサーでありミュージシャンの小向定さんがミニライブで場を一つに導いて下さる。
宇宙の計らい、最良のタイミング。
いつか振り返った時に、
この日がはじまりだったと、耳にすることになるだろう。
主催:大西つねき事務局 秋山麻理恵
広田 奈津子 シナリオ/編集/監督
小向 定 プロデューサー/撮影
大西つねき /政治家
Open 10:00
上映会 10:30~12:20
対談 12:30~14:00
ミニライブ 14:00~14:30
Close 15:00
前売 ¥3500/ 当日 ¥4000 (ともに別途1ドリンク代¥700)
(当日券は受付にて現金精算となります)
※エントランス時のお支払いは現金のみとなります。
※整理番号順入場
配信 ¥2500 (8/31までアーカイブご視聴いただけます)
※ご購入いただいたチケット代金の返金、キャンセル、交換は承っておりません。
枚数と金額にご注意ください。
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Canta! Timor
舞台は南海に浮かぶ神々の島、ティモール。
ひとつの歌から始まった運命の旅が、音楽あふれるドキュメンタリー映画となった。
この島を襲った悲劇と、それを生き抜いた奇跡の人びと。その姿が、世界に希望の光を投げかける。
当時23歳だった日本人女性監督は、人びととの暮らしの中で現地語を学び、彼らの歌に隠された
本当の意味に触れてゆく。そして出会う、光をたたえるまなざし。詩のようにつむがれる言葉の数々。
それは観る者の胸をそっと貫き、決して消えない余韻となる。
日本が深く関わりながら、ほとんど報道されなかった東ティモールの闘いをとりあげた、国内初の長編。
自主映画ながらも感動は国境を越え、5カ国100カ所以上の試写会で会場が心を震わせた、愛すべきエチュード。
《STORY》
東ティモールで耳にした、ある青年の歌。日本帰国後もメロディが耳に残って離れない。
監督たちは青年を探すため島へ戻る。そして一つの旅が始まった───
「ねぇ仲間たち。ねぇ大人たち。僕らのあやまちを、大地は知っているよ」
歌はこう始まっていた。
直接的な言葉を歌えば命に危険が及ぶ、インドネシア軍事統制下にひっそりと歌われた歌だった。
青年に連れられて、監督たちは島の奥へと入っていく。
そこに広がるのは、精霊たちと共にある暮らし。青い海、たわわに実るマンゴー、はじけるような笑顔の人々。
常夏のおおきな太陽に照らされ、深い影を落とすのは、人々の命を奪った軍事侵略。
報道にのらない地下資源ビジネス、日本の驚くべき行動。
3人に1人が命を落としながら、彼らが守り抜いたもの───
「悲しい。いつまでも悲しみは消えない。でもそれは怒りじゃない。怒りじゃないんだ。」
「人は空の星々と同じ 消えては 空を巡り また必ず 君に会える」
弾丸が飛び交う中、人々は命をわけるように助け合い、そして笑い、歌った。
大地に生かされ、輪になって踊る、遠く懐かしい風景。
いつのまにか、ティモールの旅はそっと監督たちに問いかける。
愛すべきふるさと、日本の島々の姿を───
シナリオ/編集/監督 広田 奈津子
1979年愛知生まれ。南山大学スペイン語科卒。環太平洋の先住民に関心を寄せるうちに、東ティモールに出会う。2002年に同国を訪れ、アレックスの歌を耳にする。2003年、再びアレックスに会い、彼の歌を追いかけた旅が本作品となった。初作品。
プロデューサー/撮影 小向 定
1970年愛知生まれ。ミュージシャン。2003年、東ティモール独立祝賀コンサート出演者として本国を訪れ、アレックスに出会う。彼の音楽に惚れ込み、アルバムを共同制作する企画が発展して本作品となった。初作品。
政治家/大西つねき
1964年、東京都生まれ。1986年上智大学外国語学部英語学科卒業。在学中にシアトル大学に政治力学で留学。卒業後J.P.モルガン銀行入行、資金部為替ディーラーとして勤務。1996年株式会社インフォマニア設立、民主党のサーバーの運用管理業務を受注。2011年震災をきっかけに政治団体を設立、世界的にお金の発行の仕組みを変えることをテーマに政治活動を開始。2017年神奈川8区より第48回衆議院議員選挙に出馬。2019年、第25回参議院議員選挙の比例区にれいわ新選組から出馬、2021年にも第49回衆議院議員選挙に神奈川4区から出馬。選挙後は全国のコミュニティリーダーたちをつなぎ、農業や学校づくりの実践者たちを後押しをすることで、生活の現場に根ざした政治にシフトチェンジ。最近では個人の魂の自由、意識の変容にも重きを置き、一人一人の中から変化を起こす新しい政治を実践中。
【晴れたら空に豆まいて/ HareMame Tokyo】
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