2000年に次世代メディアとして登場したSACD、四半世紀経った今こそ体験されるべき驚異の音響体験を代官山で!!
米国ヴァーヴ・レーベルのジャズ音源とブラジル・フィリップスのボサノヴァ音源の名曲がコンパイルされた「音色の彷彿/JAZZ BOSSA and Reflections Vol.1」は、名匠オノセイゲン氏による選曲とリマスタリングが施された一枚です。
2024年に リリースされたこの盤におさめられた名曲たちは、誰もが聴いたことがある有名曲を多く含むにも関わらず、多くの玄人たちに「この曲をはじめて聴いた」と言わしめてきました。
新たにリマスタリングされた音楽は、多くの人にまったく違うリスニング体験をもたらしました。
ジャズ専門誌「Jaz.in」Vol.015では、
「私は声を大 にして言いたい。すべてのオーディオ・マ ニア,このSACD,〈オノ セイゲンの音〉を 聴くべし。 」
寺島靖国氏連載[my ROOM my AUDIO]より。
そもそも、 オーディオの総合月刊誌「STEREO」2024年9月号誌上「オノセイゲンと聴くSACDプレイヤー一斉試聴」と題された記事でも試聴音源として採用された本盤は、もっともレファレンスに適した一枚とも言えるでしょう。
オーディオ評論家の山本浩司氏が聞き手となり、リマスタリングを担ったオノセイゲン氏、そこからの先日の晴豆でのイベントVol.1開催となりました。
出版社の枠を超えて、ジャズとオーディオは車の両輪です。
そして誌面を飛び出し、SACDは体験なのです。 ジャズ評論家の寺島靖国 を迎え、およそ100万円以内の国内機、海外モデルのSACDプレイヤー8台を聴き比べるというもので、中でもオノセイゲン氏がベストに選んだ「エソテリック/K-05XD」は最も高額で唯一100万円超えの一台ですが、
「このプレイヤーが文句なしにいちばん音がいいと思いました。どこもひっかかるところがない、欠点がないんです」
と評されました。
本イベントは、ナビゲーターとして先述のオノセイゲン氏、山本浩司氏、寺島靖国氏をお迎えし、最高級SACDプレイヤー「エソテリック/K-05XD」で最高品質SACD「音色の彷彿/JAZZ BOSSA and Reflections Vol.1」をご来場の皆さんと試聴する会であり、音楽の愉悦にどっぷりと浸る一夜となるでしょう。
超高音質リアル体験イベント、やはり、いい音は実際の体験です。 再生芸術の世界、是非ご体感ください。
オノセイゲン
寺島靖国
山本浩司
開場18:30/開演19:15
☎️:03 5456 8880
※お申し込みいただいたチケットのキャンセル、交換などは基本的に承っておりません。
枚数と金額にご注意ください。
※やむを得ない事情でキャンセルをご希望の際は、ご予約完了メールへの返信やお電話からご相談くださいませ。
※事前連絡無しの無断キャンセルの場合、今後のご予約をお受けできなくなる可能性もございますので、ご承知おきくださいませ。
寺島靖国(てらしま・やすくに)
オノセイゲン
録音エンジニアとして渡辺貞夫「ELIS」(85)、清水靖晃「うたかたの日々」(82)、坂本龍一「戦場のメリークリスマス」(82)、ジョン・ゾーン、マーク・リボウほか多数のアーティストのプロジェクトに参加。
一方でスイス、モントルー・ジャズフェス4回出演、『COMME des GARÇONS SEIGEN ONO』ほかアルバム多数。
アーティストとして40周年を迎えた。「SACDといい音のVinylレコード」の推進者。
Saidera Records、Saidera Paradiso Ltd.主宰。
ステレオサウンド社の月刊HiVi、季刊ホームシアターの編集長を務めたのち、2006年にフリーランスに。HiVi誌、ステレオサウンド誌、stereo、Jazz Inを中心に評論活動を行っている。JBL「K2 S9900」と110インチスクリーンを核としたホームシアターシステムで、最高の画質・音質で楽しむAVを追い続けている。
「音色の彷彿/JAZZ BOSSA and Reflections Vol.1」
ジャズ&ボサノバ超高音質SACD『音色の彷彿/JAZZ,BOSSA and Reflections Vol.1』
ユニバーサルミュージック UCGU9072 ¥4,400
《収録アーティスト》オスカー・ピーターソン、エラ・フィッツジェラルド&ルイ・アームストロング、ビル・エヴァンス、スタン・ゲッツ、チャーリー・パーカー、ウェス・モンゴメリー、エリス・レジーナ、アントニオ・カルロス・ジョビン、カエターノ・ヴェローゾ、ガル・コスタ、ジョアン・ジルベルト、ナラ・レオン他
セイゲンさんがマスタリングし、コンパイルしたSACD/CDハイブリッド盤『音色の彷彿/JAZZ,BOSSA and Reflections Vol.1』が昨秋発売され、その内容の濃さと音の良さで多くのオーディオファイルの注目を集めている。以前からDSD録音&マスタリングの音質面での優位性を唱えてきたセイゲンさんだが、このアルバムはCD層で聴けるトラックが全17曲、DSDマスターのSACD層はその17曲に加えてもう8曲、全25曲が楽しめる仕様になっている。
本作は、タイトル通り米国ヴァーブ・レーベルのジャズ音源とブラジル・フィリップスのボサノバ音源の名曲、名演がコンパイルされているが、加えてSACD層ではセイゲン・オノ・アンサンブルが1993年にモントルー・ジャズ・フェスティバルに出演したときのライヴと1991年に東京のポリドール・スタジオで収録された彼のソロ・アルバム『forty days and forty nights』からタイトル・トラックを聴くことができる(つまりこの両トラックはCD専用プレーヤーでは聴けない)。
ジャズとボサノバの珠玉の名演が収められたこのアルバム、曲順もよく考えられていて聴き応え満点、先述の通り音質もとても良い。ぼくも昨年来このディスクについ手が伸びて、繰り返し聴いている。ヴァーヴとブラジル・フィリップスの音源がランダムに登場するのだが、興味深いのは、何の違和感を抱かせずに聴き続けられること。ぼくは両レーベルのアルバムをこれまでLPやCDで折に触れ聴いてきたが、名匠フィル・ラモーンが関わってきたヴァーヴ音源に比べてブラジル音源は音質面で劣るという認識だったのだが、このアルバムではほぼ同じ質感で聴けるのである。これこそ世界中で評価されているマスタリング・エンジニア、オノセイゲンのマジックなのだろう。(山本浩司)
クラシック音楽を中心に扱う出版社、音楽之友社による1963年刊行の老舗のオーディオ雑誌。オーディオ機器の紹介のみならず「音楽と再生」をテーマにリスニング体験の感動を伝えるべく、音楽情報や再生方法、様々なライフスタイルを毎月紹介している。
約1世紀にわたるジャズという音楽を新たな視点でとらえ直すという意味を込めてJazzではなく敢えてJaz.としました。inは単なる前置詞ですが,興味を表すinterestや詳しく調べるといったinspectなどいろいろな意味を含んでおり,要するにジャズへの興味を喚起し,深く掘り下げていく専門誌となっています。
新旧を問わずジャズ・アーティストの情報,インタビューはもちろん,ジャズ・ライブハウスやジャズ喫茶,アナログ・レコード,CD,ストリーミング,そしてオーディオ…ジャズを面白くするあらゆるコンテンツを追求し,世界に誇るべき日本のジャズ文化を盛り上げ,さらに魅力あるものに発展させてゆく…そんな思いを誌面から感じていただけたら幸いです。
SACDプレイヤー「エソテリック/K-05XD」
ESOTERICスーパーオーディオCDプレーヤーの中核モデルK-05は、初代モデルが2011年に登場し、K-05X(2015年)、K-05Xs(2018年)、K-05XD(2023年)へと進化。
K-05XDは、歴史あるK-05シリーズの思想を継承しながらも、設計プラットフォームの完全刷新により、従来の05 とは全く異なるスーパーオーディオCDプレーヤーとして新たに生まれ変わりました。
このモデル専用に設計されたVRDS-ATLASトランスポート・メカニズム「ATLAS 05」、「Master Sound Discrete DAC」、「Master Sound Discrete Clock for Digital Player」の搭載により、フラッグシップモデルの技術エッセンスを継承した優れた性能が高く評価され、世界中で数々のオーディオ・アワードを獲得。
音楽のディテールを表情豊かに描き分ける音色の多彩さ。シルクのように滑らかなアリアから、エッジの効いたロックまで、実に様々なジャンルに適応する柔軟性。音楽愛好家を虜にしてきた銘機の系譜と新技術の邂逅が生み出すK-05XDの至福のサウンドを存分にお楽しみください。