東京発のLive花いけの可能性を探る「Distance Between Zero&0ne 」、略して Zero・One (ゼロイチ)2025年第2弾!!
2025年からは毎回、より自由な表現で展開していきます。
この度のいけては、地脈を読み取りモノと花材を選び抜いて活けることで独自な「はないけ」の世界を築き続け、
創造と破壊を繰り返すその予測不可能な展開は、各分野から熱烈な支持を得ている華道家 上野雄次。
“花“ 自身を新たな解釈とともに見つめ直すプロジェクトを行い、身体表現の末辿り着いた”華舞踏家”としての側面も持ち合わせるFlower Artist / 華道家 / 華舞踏家 Koichi Hashiguchi 。
音は、 セネガルの世界遺産・ゴレ島出身のパーカッショニスト・シンガー、Latyr Sy / ラティール ・シーと、西アフリカ・ガーナ共和国・アクラ生まれ、ガーナ国籍のパーカッショニスト、Winchester Nii Tete Boye /ウィンチェスター・ニテテ・ボーイという強烈なリズムセッション。
いけ手)
上野雄次(華道家)
Koichi Hashiguchi ( Flower Artist / 華道家 / 華舞踏家 )
音)
Latyr Sy / ラティール ・シー (パーカッショニスト・シンガー)
Winchester Nii Tete Boye /ウィンチェスター・ニテテ・ボーイ(パーカッショニスト)
開場 18:30 / 開演 19:15
前売3,000円 / 当日3,500円
学割2.000
(共に別途1ドリンク代700円)
上野雄次(華道家)
1967京都府生まれ、鹿児島県出身。東京都在住。
1988勅使河原宏の前衛的な「いけばな」作品に出会い華道を学び始める。 国内展覧会での作品発表の他、バリ島、火災跡地など野外での創作活動、イベントの美術なども手掛ける。
2005〜「はないけ」のライブ・パフォーマンスをギャラリーマキ(東京)で開始。 地脈を読み取りモノと花材を選び抜いて活けることで独自な「はないけ」の世界を築き続けている。
創造と破壊を繰り返すその予測不可能な展開は、各分野から熱烈な支持を得ている。
詩人、写真家、ミュージシャン、工芸家等とのコラボレーションも多数行っている。

2016年よりLOYALTY FLOWERS 名義で “花“ 自身を新たな解釈とともに見つめ直すプロジェクトを始動。
自然の声を聞き分け、花の囀り、木々の叫び、大地の鼓動、風の便りを元に、目の前のエネルギーを昇華し、そこにスピリットを宿す力を持つ。
そこには日本古来からのアニミズムを彷彿とさせる土着を感じさせ、自身も身体表現の末辿り着いた”華舞踏家”としての側面も持ち合わせている。 花を用いた前衛的インスタレーションで、海外アートファッション誌やブランドルック、アーティストのCDジャケットなど引く手あまたにスタイリングを行う。
日本国外の野外フェスティバルや東京コレクションなどでも植物を用いながら一つのアートとして音楽と花の関係性を提示するインスタレーションを発表し続けており、自然の調和を意識したその演出は数あるイベントでその真価を発揮している。
さまざまなカルチャーからインスパイアされた作品は日本の生け花の感性をちながらもエネルギッシュでエッジの効いたスタイルで構成されている。
そこから生み出される作品は変幻自在のように見えるが、一貫して中性的で、ニューウェーブで、ダンサンブル。
主な展示会に 「NEO TOKYO」(2017), 日本茶を文脈に蟠竜寺にてインスタレーションを発表した「茶酔」(2019) , “植物と都市”をテーマにした美術家渡邊慎二郎 との共作「2020 𝄆 Wardian case 𝄇」 (2020) , 古民家内の巨大な大木にプロジェクションマッピングを敢行した「生命の木」(2021) , 百貨店などのコラボインスタレーション「Moose Knuckles」(2021) ,「新宿伊勢丹 Show window」(2021) など。その他様々なクリエイター、デザイナーが所属するアーティスト集団 “ARTIFACT”にも所属しており、過去にコラボレーション展示として”Fogism 霧の中の欲望”より「私利私欲大曼荼羅」(2022) , “Scrap & Yellow”より「the Alter」(2023) , “being” より 「Core」 (2024)がある。
Latyr Sy / ラティール ・シー (パーカッショニスト・シンガー)
セネガルの世界遺産・ゴレ島出身。
ミッテ ラン大統領やネルソン・マンデラ大統領、ブッシュ大統領、ヨハネ・パウロ2世等の歓迎式典など、世界各国から訪れる首脳級の公式式典で多数演奏。
1995年に来日。 来日後すぐに大倉正之助(能楽師)と中国5大都市公演にて共演。朝崎郁恵(奄美民謡歌手)とキューバで演奏を行う他、仙波清彦(邦楽囃子方)のフランス・ドイツ・エジプト公演で演奏。
狂言師・野村万之丞とは韓国公演、そしてアメリカ・ワシントンDCにおけるコリン・パウエル元米国国務長官主催・ヨーヨー・マがプロデュースを行う公演にて共演。
その他、名高いアーティストと共に文化庁・外務省主催の公演のため、エチオピア・ケニア・ジプチ・ベトナムなど世界を回る。
国内でも忌野清志郎、ORIGINAL LOVE、ナオト・インティライミ等数々の大物アーティストと長年共演。
天皇皇后両陛下御臨席・総理大臣主催の記念晩餐会、長野オリンピック・愛知万博等、多数の公式式典やイベントでも演奏。 アシックス、大和ハウス、豊田通商、ヤマハ、ナショナル・ジオグラフィック等数多くのCMで音楽制作や出演を行う他、数々のTV番組や映画「火花 Netflix」映画、「パンク侍、斬られて候」等に出演し、「劇場版ルパンの娘」では、サカナクションの映画主題歌にも参加。
Winchester Nii Tete Boye (ウィンチェスター・ニテテ・ボーイ 愛称:ニテテ)
西アフリカ・ガーナ共和国・アクラ生まれ、ガーナ国籍。
アクラの三大伝統古典音楽家系のひとつ、ガ族のボーイ家に生まれ、幼い頃から民族音楽に囲まれて育ったニテテは、8歳から ドラム(パンロゴ)をはじめる。
ニテテは、叔父のデヴィッド・ニイ・ アモーにドラムを習い、早くからその才能を開花させていった。
15歳で伝統音楽をマスターしたニテテは、伝道師たちと演奏活動 を繰り広げる。
18歳から“デヴィッド・ニイ・アモー国立舞踊団”で 活動しツアーで国内外をまわる。
2003年、日本のTV番組「世界 ウルルン滞在記」に出演。 2004年来日以降、在ガーナ日本国大使館の音楽グループのメン バーとして活動。
日本国内外での演奏のほか、ガーナ音楽を広 めるため各地でワークショップを開催。幼稚園や学校での演奏活 動にも力を入れている。日本のミュージシャンとの共演も多く、山 下洋輔(ジャズピアニスト)、板橋文夫(ピアニスト)、梅津和時 (サックス)、早坂紗知(サックス)、ヒダノ修一(和太鼓)と多岐に 渡り、NHK Eテレの音楽番組「スコラ 坂本龍一音楽の学校」で 坂本龍一と共演。