アイスランドのMagnús Jóhann & Óskar Guðjónsson(マグヌス・ヨハン & オスカル・グズヨンソン)初来日公演
アイスランドのピアニスト、作曲家、プロデューサー、キーボーディストでジャズ、エレクトロニカ、ポップ、R&B、実験音楽などジャンルの枠を超えた作品(400以上の録音作品)で高く評価されているMagnús Jóhann(マグヌス・ヨハン)とサックス奏者で国際的にも注目集める、ジャズを基盤とするインストゥルメンタル・バンドADHD のリーダーのÓskar Guðjónsson(オスカル・グズヨンソン)のデユオ。
独特なシナジーを捉えた作品が、二人の2024年最新アルバム ”Fermented Friendship”(発酵した友情)だ。アイスランドの音楽シーンで頭角を現すマグヌスと、経験豊かなベテランであるオスカルによるこの作品は、ジャズを創造的に捉えるアプローチで知られ、憂いを帯びたハーモニー、即興演奏、精緻な音楽対話を深く掘り下げている。アルバムのタイトルは、時間をかけてゆっくりと深みと個性を育んでいく「発酵」というプロセスを、二人の関係と音楽の進化になぞらえたものだ。オスカルの表情豊かなサックスと、マグヌスの繊細でモダンなピアノが絶妙に融合し、新鮮さと普遍性を併せ持つサウンドが生まれている。アルバム全体を通して、相手への深い敬意と音楽的ケミストリーが感じられ、瞑想的で繊細な瞬間と、より動的で遊び心あふれる場面とが流れるように交差する。このバランスが、2人の音楽的関係の奥行きと、世代を超えた調和を見事に映し出している。
本作は、ジャズにアイスランド独特の感性を融合させた魅惑的なサウンドで高い評価を受けており、アイスランド音楽賞(Icelandic Music Awards)では、年間最優秀アルバム、そして収録曲 ”Tilfinningatöffarinn”(感情の仕掛け人) で年間最優秀楽曲賞にもノミネートされている。さらに、マグヌスとオスカルはそれぞれジャズ部門とオープン部門で年間最優秀演奏者賞を受賞し、現代ジャズ界における2人の存在感を確固たるものとしている。
オープニング・アクト:選曲に、Office Ohsawaの大沢氏の選曲を行います。
開演まで、希少音源をお楽しみください。
Magnús Jóhann ピアノ
Óskar Guðjónsson サックス
オープニング・アクト:選曲:Office Ohsawa
![]()
18:30 open
19:15 start オープニング・アクト:選曲:Office Ohsawa
20:30 start / Magnús Jóhann & Óskar Guðjónsson
![]()
前売 3,500 / 当日 4,000 +drink ¥700別
*公演のご予約お申込みは、店頭への予約、またはメール(ticket@spn1.speednet.ne.jp 宛て)或いは電話(090 1691 7988)にてお願いします。
必ず、お名前(姓名)、住所(郵便番号も)、電話番号、希望日、チケット希望枚数をお知らせ下さい。
尚、電話は聞き間違い、書き間違いなど起こり得ますので、できる限りメールでお願い致します。
電話はつながり難い場合があります。
メールでのご予約は、折り返し、チケットの有無、お支払方法をご連絡いたします。
前売で売切れの場合は当日券を発行しませんのでご注意下さい。
チケットの注意事項(http://bigstream.main.jp/music/tickets.html) をご覧ください。
マグヌス・ヨハン・ラグナルソン(Magnús Jóhann Ragnarsson)

2015年からアイスランドの音楽シーンで演奏家・作曲家・プロデューサーとして活躍。鍵盤楽器すべてにおける革新的なアプローチで知られ、年間を通じて多数の演奏を行っている。
共演歴はLaufey(ラウフェイ)、Ólafur Arnalds(オーラヴル・アルナズ)、Moses Hightower (モウズィス・ハイタゥア)、Steingrímur Gauti(ステイングリームュル・ゴイティ)など多岐にわたる。これまでに、Skúli Sverrisson(スクーリ・スヴェルィソン)との “Án tillits”(不信を抱えて)(2021)、GDRNとの ”Tíu íslensk sönglög”(アイスランドの歌 10選)(2022)、”Nokkur jólaleg lög”( いくつかのクリスマス風の曲)(2024)、そしてオスカルとの”Fermented Friendship”(2024)など、多くのアルバムを発表。
彼の音楽は、精緻なハーモニーと動的な即興を融合させ、モダン・ジャズと多様な音楽要素とを見事に結びつけている。2023年にはアイスランド音楽賞の年間最優秀演奏者賞を受賞。
さらに、2024年に設立された音楽フェスティバル ”State of the Art” の創設者の一人でもあり、現代アイスランド音楽界での影響力を一層高めている。
オスカル・グズヨンソン(Óskar Guðjónsson)

ティーンエイジャーの頃からアイスランドの活気ある音楽シーンで求められてきたサックス奏者。
彼の表現力豊かな演奏と革新的なアプローチは、現代音楽における重要人物としての地位を確立している。リーダーを務めるバンド ADHD では国内外で高い評価を得ており、ダイナミックなパフォーマンスと大胆な音楽的ビジョンで観客を魅了している。
これまでのキャリアにおいて、Mezzoforte(メッツォフォルテ)、Tómas R. Einarsson(トーマス・R・エイナールソン)、Jim Black(ジム・ブラック)、Aaron Parks(アーロン・パークス)Ásgeir Trausti(アウスゲイル・トラウスティ)など、多彩なアーティストと共演してきた。
中でも、ベーシスト兼作曲家の Skúli Sverrisson(スクーリ・スヴェルィソン)とのコラボレーションは特に重要で、彼の音楽的世界を大きく広げ、ジャズへの探究をさらに深めるきっかけとなった。
二人はこれまでに2枚のアルバムをリリースし、多くの公演を行い、オスカルをアイスランド随一の革新派ミュージシャンとしての地位へと押し上げた。
主催 Office Ohsawa
協力 Disk Union
後援 駐日アイスランド大使館







