晴れたら空に豆まいて

[出演] うちゅうばくはつがくだん/『 épice (エピス)』ソプラノ川原千晶 /ヴァイオリン稲川理紗 /ピアノ中村あやの
梅野絵里(音楽監修)

星が語り、音が描く、音楽紙芝居の宵『光のカーニバル』 @晴れたら空に豆まいて

命の鼓動が描く絵と旋律、その夜、物語は肉と心の一となる――。代官山の夜空に紡がれる夢幻の世界。言葉と音が織りなす一夜の舞台が、幕をあける。 14年のときを駆け抜けてきた紙芝居『光のカーニバル』は、うちゅうばくはつがくだんによって演じられる長編音楽ファンタジー紙芝居です。東京大空襲という彼方の記憶をたぐり寄せる、少女の魂による再生と創造の物語。本特別公演では、子どもたちに、夢と希望の灯を託すエピストリオが奏でる平和のメロディーとの物語的共同創造実験も行われます。大人も子どもも楽しめる一大スペクタクルナイトになります。お誘いあわせのうえ、ふるってご参加ください。中学生以下のお子様は無料でご参加いただけます。夜の帳が下りるそのとき、晴れたら空に豆まいてに、ひっそりとざわめきが起こります。

◯ 演目

第一章：紙芝居 – 時を超える絵物語（60分）過ぎ去りし時代の記憶と未来への希望を描く。絵が語り、声が響き、物語が生まれる。

第二章：エピストリオ演奏 – 音の詩篇（30分）旋律は風となり、心を旅する。三つの楽器が語る詩は、聴く者の魂に触れる音楽の対話。

第三章：交流のひととき – 語り、繋がる（30分）物語の余韻と共に、新たな出会いを紡ぐ自由な時間。

うちゅうばくはつがくだん

2010.11.11 台東区立田原小学校での全校生徒を対象とした公演以降、毎年3/10界隈に東京にて紙芝居『光のカーニバル』を上演。メンバーはシマカワコウヂ、スズキスズ、岡野勇仁、松島理恵子、さかいれいしうを中心にその時に集まることができるサポートメンバーで上演される。記憶の継承と共に人に内在する暴力性に触れてもらうきっかけをつくり、その上でいのちを何に使うかを考えて貰えればと公演を続けている。人のつくった構造でつくられた戦争ならば、創造の上書きで次の世界を共同創造する日を夢見ている

『 épice (エピス)』

ソプラノ川原千晶ヴァイオリン稲川理紗ピアノ中村あやのフランス語でスパイスの意。それぞれがソリストとしてクラシックを演奏してきた3人が2022年よりトリオとしての活動を始めました。私達にとって音楽を奏でることは生きること。生きるのに絶対必要なものではないかもしれない、けれど人生に音楽というスパイスがあれば、毎日はずっと豊かに刺激的になる。そんな思いを込めて、音楽と向き合ってきた3人が、心が内側から熱くなるような音楽をお届けします。どうぞ épice が贈る音楽のスパイスをお愉しみください。

梅野絵里(音楽監修)
福岡県出身。作編曲家・ピアノ、アコーディオン奏者。
音楽を通した文化理解と自身のルーツの音楽表現について模索中。

◯連なる物語の連鎖

3月10日（日）：浅草巡礼伝統と祈りに身を委ねる旅。

3月11日（月）：福島追憶の灯震災の記憶を抱き、未来への祈りを捧げるひととき。

開場18:30/ 開演19:00

前売 ¥3000/当日¥3500 (別途1ドリンク代¥700)

※未来への希望を託して、中学生以下無料 (高校生、大学生は小遣いかバイト代から投げ銭)

※エントランス時のお支払いは現金のみとなります。

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