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2019/07/22(月)

湯山玲子プレゼンツ爆クラ<第81夜>ゲストザ・レジェンド「ザ・レジェンドの男声にふるえて眠れ!」

ザ・レジェンド/湯山玲子

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クラシック音楽の新しい聴き方を提案する、ポストクラブ時代のトーク&リスニングイベント爆クラ!
第81夜のゲストはオペラユニット・THE LEGEND。

爆クラ! 第89夜『ザ・レジェンドのオトコ声にふるえて眠れ』

クラシック音楽の花形、声楽。教会音楽に端を発し、劇場という空間の仲で、人間の声をどれだけ朗々と響かせるか、ということに専心してきた結果としてのその歌唱法は、オペラ=歌劇という、表現方法に結実して、クラシック音楽の一大ジャンルとなりました。

今回は爆クラ! 史上初、男声声楽と合唱の魅力を取り上げてみます。ゲストのザ・レジェンドは、男性オペラ歌手のダイナミックな五重唱が織りなすハーモニーでもって、多くのステージをこなす人気のユニット。ソロも含めた定期的なコンサートのほかに、ソブラノなどのゲストを呼んで展開する、小規模のオペラステージは、オベラでは後回しにされやすい各シンガー達の演技力や個性が素晴らしく、エンターテイメントとして完成されてもいます。

声、という人間の声帯がそのまま「楽器」となる、考えてみれば、クラシックの中では特別なジャンルが声楽です。加えてそれは最も「ジェンダー」の影響を受ける、宿命的なものも感じられる。そして、女性のワタクシが非常に興味深いのが、男性特有の「声変わり」です。クラスでキーキー声で騒いでいた男子の声があるときにガラガラ声になり、しばらくするとさなぎが蝶になるがごとくのシルキーな美声になる、ということを、目のあたりにし、小さい頃から良い声でお歌が上手かった、という女声のそれとの大違いに大いに神秘性を感じたものです。思春期に自覚した自分の声。そこからのスタートとなる声楽の道はいったいどういうものなのか。

 

そんな通奏低音の元、男声オペラ歌手の魅力のあれこれや、発生や身体技法、そして、爆クラでしばしば議題に上がる「マイクでの小声唱法の表現を知ってしまった現代人の耳に、クラシック声楽はどう生き残るのか?」など。オペラの当たり役、などについて、5人と語っていきます。

 

ミニコンサートも!!!

 

梅雨の鬱々気分を、吹き飛ばす美声の夜に是非お運び下さい。

湯山玲子

湯山玲子/ THE LEGEND (ザ・レジェンド)

 

 

開場 19:15 / 開演 20:00

 

 

前売3,000円 / 当日3,500円(共に別途1ドリンク代600円)

 

学生 前売2,000円 / 学生 当日2,500円(共に別途1ドリンク代600円)

 

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主宰:湯山玲子(ゆやまれいこ)

著述家、プロデューサー。現場主義をモットーに、クラブカルチャー、映画、音楽、食、ファッション等、博覧強記にセンスが加わった独特の視点にはファンが多い。 NHK『ごごナマ』、MXテレビ『ばらいろダンディー』レギュラー、TBS『情報7daysニュースキャスター』などにコメンテーターとしても出演。著作に『女ひとり寿司』 ( 幻冬舍文庫 ) 、 『クラブカルチャー ! 』( 毎日新聞出版局 ) 『女装する女』 ( 新潮新書) 、『四十路越え ! 』( 角川文庫 ) 、上野千鶴子との対談集「快楽上等 ! 3.11 以降の生き方」 ( 幻冬舎) 。『文化系女子という生き方』 ( 大和書房)、『男をこじらせる前に』(kadikawa文庫) 等。ク日本大学藝術学部文芸学科非常勤講師。(有)ホウ71取締約。クラシック音楽の新しい聴き方を提案する爆クラ! 主宰。父は作曲家の湯山昭。

オペラユニット

THE LEGEND

2006年、男性オペラ歌手5人による日本初のオペラユニット“THE LEGEND(ザ・レジェンド)”を結成。オペラ歌手ならではの迫力と繊細なコーラスアンサンブルで、クラシックのみならず様々なジャンルの楽曲をレパートリーに、新たな男声コーラスの表現を追求し、多くのファンを魅了し続けている。

メンバーはそれぞれオペラの本場、イタリア留学経験を持ち、国内外のコンクール受賞歴のほか数々のオペラやコンサートに出演する実力派揃い。毎年、全国各地でコンサートやディナーショーを実施する他、2018年秋には、音楽監督に新垣隆を迎え、東京・銀座にてハイブリットオペラ『フィガロの再婚』を初演し話題となり、2019年からは全国各地が決定。オペラ歌手の魅力と個性あふれるコーラスワークで、日本オペラの普及に努めている。

 

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※会場は畳敷き(椅子席あり)

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