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2023/04/24(月)

陰翳礼讃 其の七

[出演] 花いけ:萩原 亮大 / 音:Takuta  Nakamura

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思うに西洋人の云う「東洋の神秘」とは、 かくの如き暗がりが持つ 無気味な静かさを指すのであろう。

われわれの思索のしかたは 兎角そう云う風であって、 美は物体にあるのではなく、 物体と物体との作り出す陰翳のあや、 明暗にあると考える。

われわれの先祖は、いつしか陰翳のうちに 美を発見し、やがては 美の目的に添うように陰翳を利用するに至った。

[日本の美学の底には「暗がり」と「翳り」がある。陰翳によって生かされる美こそ 日本の伝統美である] と説いたのは文豪谷崎潤一郎 昭和初期のことだ 時代はうつりかわり。

現代は明るくなりすぎた 何でもかんでもみえ過ぎる

明るければ明るいほど ヒカリの有り難みに気づくこともない かつての日本人が見つけた「美意識」は 現代を生きる僕たちに 何を示唆してくれるのか。

翳りに潜む何かを少しでも 引き出せたらと思う。

是非華やいでお越し下さい

 

 

花いけ:萩原 亮大

音:Takuta  Nakamura

 

 

◇会場

open/start 18:30/19:30

 

adv/door ¥3.500/¥4.000

 

 

萩原 亮大

2016年より華道家としての活動をスタート。「土地を喜ばせること」 「花を弔う」ことを命題とし 生命力溢れる力強い作品や、 ダイナミックなLIVEパフォーマンスを行う また現代の茶湯を表現するアート集団 The tea roomのメンバーとしても活動中 2020年東京両国にアトリエ「花萬界然」 を構え今年夏には花器古物専門店として 同アトリエをリニューアルオープン予定 【代表作品】 2016年3月 福魂祭にて献花作品 「福魂天翔」 2017年 四国最古の禅寺 城満寺 (曹洞宗)にて 「龍神轟」を制作。 現在は同寺にて、石庭をプロデュース 2018年秋 ダライラマ法王の来日イベントにて装花 作品名「法王と鳳凰」 2019年 瀬戸内国際芸術祭参加 他京都、臨済宗 一休寺、東福寺光明院、 栖賢寺、奈良 春日大社、東京では増上寺などで奉納献花を行う

 

 

 

音:中村卓也

作曲家、マルチプレイヤー。アメリカ、ヨーロッパ、そしてアジアの国々において、90年代よりピアノ、様々な電子音響楽器、さらにエレクトリックトランペットを駆使して活動し続けている。

東京都出身、1994年以後、ニューヨークに拠点を移し活力に満ちたNYのミュージックシーンにおいて、それ以後なくてはならない存在となる。
彼の多様な音楽経験から創り上げられた独自のスタイルは、ジャンルにこだわらず様々な音楽を融合させ観衆と音楽評論家に刺激を与えている。

その活動はさまざまな音楽ジャンルに渡り、ボストン、ニューイングランド音楽院でのジョンケージ、リゲティーなど現代音楽の巨匠らのフェスティバルへの参加からジョーラッセル、ローリーアンダーソン、アートリンゼイ、ロバートウィルソン、ココロージーらとのニューヨーク、ヨーロッパでのツアーもしくはフェスティバルへの参加、クインシージョーンズ、ビリーホリディーのリミックスなど多岐にわたっている。

幼少期から演奏を始め、様々な音楽に接する事で音楽の才能に目覚める。東京において 様々なジャズ、ロック電子音楽などの作曲、インプロビゼーションなどの活動をはじめ、やがて国立音楽大学の作曲科に入学。
東京での活動中もそれまでの作曲技法、理論に飽き足らずみずから様々な模索を繰り返す中、1987年来日したジョージラッセルのコンサートに衝撃的に出会いリィディアンクロマティックコンセプトに興味を持ち始める。

それまですでに武満徹、マイルス・デイビス、ビル・エバンスらのインタービューなどでジョージラッセルの理論については多少の知識は持っていたが、国立音大卒業後、ジョージラッセル本人に学ぶためボストンのニューイングランド音楽院大学院、大学院に学ぶ。

ニューイングランド音楽院大学院ではさらにポ-ルブレイ、ジュリアレンらにピアノ、インプロビゼーション、ボストンシンフォニーのティムモリソンにトランペットを学ぶ。

さらにジョンケージ、リゲティー、武満徹、ハルメットパスカール、ムーホールリチャードのレクチャー、フェスティバルでの演奏、サン・ラーアーケストラのオープニングに参加。

さらにこの時期、ニューヨークでジョンゾーンの”コブラ”をニッティングファクトリィー、ジョージラッセルのアメリカツアーにも参加する。

現在ココロージー,ブルックリン・ジプシーズのツアー、さらにソロプロジェクト”ピアノ・ワープ”などでNYを中心に活動中。

最近のニュース

2013年
4月12日ルーブル美術館において
ロバートウィルソンーーーリヴィングルーム
ココロージーのメンバーとしてウクライナの前衛映画 ”Color of Pomegranates”にライブ即興で音楽を演奏。
2013年パリのサル・プレイエル
ローリーアンダーソン企画の”Transitory Life – A Retrospective, Songs and Stories”
に参加、共演する。
2016年ダウンビート誌のベスト20アルバムのひとつに演奏とプロディース,作曲で参加したHelio Parallaxの “Helio Parallax Vol.1”が選ばれる。

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