10数年前、まさかのニュースが流れた。
ブッカーの映画が出来たというのだ。
没後30年経って無名の女性監督が情熱で作り上げた映画。
それがなんと東京で公開される。
そこで映画中、印象的なライブと音楽部分を中心に抜粋した楽しい30分映像をこっそりお見せしよう。
実際70年代にブッカーを追いかけた久保田麻琴、ピーターバラカンとの掛け合いDJ &TALK!
これでもかとばかり、ニューオリンズ・スタイルの第一人者、小島良喜のピアノライブをボーナスコンサート!!
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DJ &TALK●
ピアノライブ●
Special Screening●
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開場 18:30 / 開演 19:30
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通常チケット●
前売 ¥3,000/当日 ¥3,500
学割¥2,000
ともに+1Drink ¥700
Gumbo1皿付きチケット●●
前売 ¥4,000/当日 ¥4,500
ともに+1Drink ¥700
Ronnie Barronの実家に伝わるGumboとNewOrleansでは常識のチコリコーヒーもご用意します。
※ご予約は本ページの上下にある「RESERVE MAIL」をクリックしてお進みください。
※お申し込みいただいたチケットのキャンセル、交換などは基本的に承っておりません。
枚数と金額にご注意ください。
※やむを得ない事情でキャンセルをご希望の際は、ご予約完了メールへの返信やお電話からご相談くださいませ。
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ご到着順
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出演者プロフィール●

1975年、音楽活動を開始。1994年、ニューオーリンズに拠点を置き、4年間の音楽活動とレコーディングを行う。Jeff Baxter、Gordon Edwards、Nason Watts、Carlos Vega、Water Sisters、ICARUS JOHNSON、John and KEEN、REWARD、TARA Alexandar、Wild Magnoliaなどと仕事をする。帰国後もポール・ジャクソン、B.B.B.、TrickBack、自身のトリオ “KOJIKANATSURU”、ロックバンド “Battle Cry “などのレコーディング、アレンジ、サウンドプロデュースを行う。

エンジニア&プロデューサー 裸のラリ-ズ他数々のバンドで演奏、海外での演奏や録音経験も豊富。
多くのアーティストのプロデュースをてがけ、阿波踊りや郡上の盆踊り、 天草の民謡など日本の音楽の録音/CD制作も行う。 細野晴臣や、ライ・クーダー、レボン・ヘルムとも作品で共演。
宮古島の古謡を題材とした映画 Sketches of Myahk の原案整音出演を担当、スイス ロカルノ国際映画祭でドキュメンタリー部門特別賞、約3万人の観客動員。大友克弘の最新短編アニメ、火要鎮の音楽担当。
2024年、AKIRAのリミックスアルバムを制作した。同年、JASRACより音楽文化賞を受ける。

ロンドン大学日本語学科を卒業後、1974年に音楽出版社の著作権業務に就くため来日。
現在フリーのブロードキャスターとして活動、「バラカン・ビート」(インターFM)、「ウィークエンド・サンシャイン」(NHK-FM)、「ライフスタイル・ミュージアム」(東京FM)、「ジャパノロジー・プラス」(NHK BS1)などを担当。
著書に『Taking Stock どうしても手放せない21世紀の愛聴盤』(駒草出版)、『ロックの英詞を読む〜世界を変える歌』(集英社インターナショナル)、『わが青春のサウンドトラック』(光文社文庫)、『ピーター・バラカン音楽日記』(集英社インターナショナル)、『魂(ソウル)のゆくえ』(アルテスパブリッシング)、『ラジオのこちら側』(岩波新書、電子書籍だけ)、『ぼくが愛するロック 名盤240』(講談社+α文庫、、電子書籍だけ)などがある。
2014年から小規模の都市型音楽フェスティヴァルLive Magicのキュレイターを務める。

音楽が最高なら、それだけで価値がある─。
才能に溢れ、薬物に溺れたピアニストの、
誰も知らない”ヒューマン”ノンフィクション。
ニュー・オーリンズ出身の偉大なアーティストは数多いが、日本において“ジェイムズ・ブッカー”の名前はあまり知られていないのではないだろうか。
本名ジェイムズ・キャロル・ブッカー3世。あのドクター・ジョンにオルガンを教え、彼をして「ニュー・オーリンズが生んだ最高の黒人、ゲイ、ジャンキー、片目のピアノの天才」と言わしめた孤高の天才ピアニスト。クラシックからジャズ、R&B、ロックなどのジャンルを横断する超絶テクニシャンであり、歌も達者なアーティストであるにもかかわらず、彼は薬物・アルコール中毒、同性愛、精神疾患など、多くの問題を抱えた人物でもあった。奇言・奇行の噂は枚挙にいとまなく、入所歴まである問答無用のダメ人間。だが、ひとたびピアノに向かえば、そのプレイは軽々とジャンルを超えた神々しいまでの輝きを放つ─。その茶目っ気たっぷりなキャラクターからは破滅型人間に特有な悲壮感など微塵も感じられない。片目のハンデを逆手に取り、常に粋な眼帯を装着したルックスも彼の愛すべきチャームポイントのひとつなのだ。
わずか43歳という短い人生を生まれ故郷ニュー・オーリンズに捧げた、この知られざる個性派ミュージシャンの生涯を、エモーショナルな演奏シーンをふんだんに盛り込み紐解いていく、エキセントリックな音楽“ヒューマン”ノンフィクション。ハイライトになるような華々しいキャリアはない。だが、“音楽が最高なら、それだけで価値がある”─本作は心の底からそう思わせてくれる映画だ。
PROFILE
ジェイムズ・キャロル・ブッカー
JAMES CARROLL BOOKER Ⅲ

©2016 BAYOU MAHARAJAH,LLC
1939年12月17日、米ルイジアナ州ニュー・オーリンズで牧師の息子として生まれる。彼は幼い頃から鍵盤楽器に興味を示し、父親の教会でオルガンを弾くようになった。
10代になったブッカーは次第にその頭角を現し、11歳で地元のゴスペルラジオ局でピアノを披露するようになる。14歳のときにはインペリアル・レコードでリトル・ブッカー名義で初のレコーディングを行い、また、同レーベルのスタジオ・ミュージシャンとして活動を開始する。
1961年、ソロ名義のインストゥルメンタル・シングル「Gonzo」をリリース。これがスマッシュヒットとなり、60年代には主にセッション・ミュージシャンとして数多くのアーティストのレコーディングやツアーに参加した。当時彼がバックを務めたアーティストには、ウィルソン・ピケット、B.B.キング、ロイド・プライス、ジュニア・パーカー、ファッツ・ドミノ、リトル・リチャードなど錚々たる面子がいる。
1967年、ヘロインの不法所持で有罪となり、アンゴラ刑務所に1年間服役。このため一時的に活動の中断を余儀なくされたが、出所後すぐにセッション・ミュージシャンとしての活動を再開。1976年には、ニュー・オーリンズのシーセイント・スタジオでファーストアルバム「ジャンコ・パートナー」のレコーディングを行った。
一方、ブッカーは地元のメイプル・リーフ、ティピティーナス、スナグ・ハーバーといったクラブへ常連で出演。またニューオーリンズ・ジャズ&ヘリテッジ・フェスティバルにも参加するなど、ライヴ活動も積極的に行っていった。70年代後半にはソロでヨーロッパ公演も行い、各地で熱狂的に迎え入れられ、現地でライヴアルバムのレコーディングやリリースも行っている。
しかし、この頃からブッカーはアルコール中毒と麻薬中毒に加え、精神疾患を患い、体調を崩していった。演奏も調子の良いときと悪いときの落差が激しくなり、また奇言・奇行も目立つようになった。1982年のセカンドアルバム「Classified」のレコーディングの際には直前に倒れて入院する事態となったが、奇跡的にアルバムは完成した。だが、これが彼の生前最後のスタジオ作品となってしまった。
1983年11月8日、コカインの過剰摂取で倒れ、ニュー・オーリンズのチャリティー病院で死去。彼はひとりで救急車を呼び、車椅子で病院の救急治療室で診察を待ちながら息絶えた。死因はヘロインとアルコールの常習による腎不全、享年43歳だった。
AWARDS
SXSW映画祭2013 プレミア上映
ニュー・オーリンズ映画祭2013 ルイジアナ映画観客賞・審査員特別賞
オクスフォード・アメリカン誌・最優秀南部映画賞
フェアホープ映画祭2013 審査員大賞
ロジャー・エバート映画祭2014
アズベリーパーク音楽映画祭2016 パラマウント賞
ビックリバー映画祭2016 ジョージア・フィルムメーカー・オブ・ジ・イヤー
BOOKER‘S TRIVIA
・彼が片目になった理由には、噂や憶測、流言も含めて様々な説がある。
マフィアの借金の片に片目を取られた。マフィアに指か目かどちらか差し出せと迫られ、目を差し出した。刑務所で暴行を受けて失明した。喧嘩で目をつぶされたが、その相手はリンゴ・スターで、その証に彼のアイパッチには星(スター)が付いている、、などなど。
一度聴いた曲はすぐに演奏することができた。さらに、右手と左手で同時に違う曲を演奏できた。
ドクター・ジョンにハモンドオルガンを教え、彼のバックバンドではキーボードを担当した。またハリー・コニックJr.には幼少時からピアノの家庭教師を務めた。
スタジオにはシラフで来たことがなかった。またドラッグでハイになっているときは休憩なしで何時間でも演奏を続け、スタジオ関係者を呆れさせた。
薬物中毒でアンゴラ刑務所に収監されたが、刑務所内では常に人気者で、ピアノを演奏することを求められ、本人も気さくに応じていた。
ゲイだった彼は、ライヴで演奏しながら、好みの客を物色し、気に入った相手が見つかれば、すぐさまアイパッチを新しいものに取り替えてアピールした。
ツアーの時を除き、故郷のニュー・オーリンズを離れなかった。その理由について彼は「ニュー・オーリンズにはすべての音楽がある。だから他の場所に行く必要がないのさ」と語っている。
ツアーでニュー・オーリンズにやって来たローリング・ストーンズから、我々の船上パーティーでぜひピアノを弾いてほしいと懇願されたが、「水辺が嫌い」という理由であっさり断った。
ハリー・コニックJr.の父親で、ニュー・オーリンズの地方検事だったハリー・コニック・シニアとは昵懇の仲で、息子にピアノを教える代わりに懲役刑を免除してもらう取り決めを交わしていた。また彼の勧めで市役所の仕事に就いたこともあったが、酒とドラッグを断ち切れず、すぐに解雇されている。
CREDITS
監督:リリー・キーバー
出演:ジェイムズ・ブッカー、ドクター・ジョン、ハリー・コニックJr.、チャールズ・ネヴィル、アラン・トゥーサン、アーマ・トーマス、ヒュー・ローリー、ジョー・ボイドほか
2013年/アメリカ/98分/1.78:1/原題:BAYOU MAHARAJAH/日本語字幕:小山朋子/字幕監修:ピーター・バラカン/配給・宣伝:キングレコード
©2016 BAYOU MAHARAJAH,LLC
公式サイト:james-booker.com/公式X:JB_piano_junkie
5.29FRI シネマート新宿、恵比寿ガーデンシネマ、アップリンク吉祥寺ほか全国ロードショー
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★RECOMMENDATION
精神疾患も飲酒も麻薬も無い、音楽のかたまりのジェイムズ・ブッカーが紡ぎ出す音は、歓びと美しさに満ちていたに違いない。
この映画のなかで、様々なものを抱えてはいても、それでもなお彼のピアノはすばらしい。
矢野顕子(ミュージシャン)
ニュー・オーリンズでは誰もがこの人間離れしたジェイムズ・ブッカーを、畏怖と呆れを持って称賛する。現地で見たアラン・トゥーサンとの連弾Liveは生涯忘れない。
奇跡的なこの映画、BAYOU MAHARAJAHと監督、リリー・キーバーに感謝!
久保田麻琴(プロデューサー・エンジニア)
ニュー・オーリンズが生んだ名ピアニストの中で、一般的な知名度を得られずに多くのミュージシャンに天才と崇められたジェイムズ・ブッカーは、摩訶不思議なキャラクターでしたが、彼の演奏を聞けば必ずファンになるはずです。
ピーター・バラカン(ブロードキャスター)
ブッカーのドキュメンタリー映画ができたと最初に聞いたときはビックリするやら歓喜するやらで、そわそわしてしまいました。誰もが認める圧倒的なテクニックも去ることながら、その強烈な個性はまさに唯一無二。この映画は、そんな彼の華やかながらも破滅的な人生を見事に描き出しています。貴重な演奏映像だけでも見る価値は十分です。完成から10年あまり。遂に日本の劇場でそれを見られる喜びを噛みしめましょう!
陶守正寛(音楽ライター)







